懐かしの昭和の名曲特集！日野美歌が語る「氷雨」誕生の裏話とは？

昭和の名曲が蘇る！『そのとき、歌は流れた』

2025年10月16日（木）午後8時から、BS日テレで放送される音楽番組『そのとき、歌は流れた～時代を彩った昭和名曲～』では、昭和の名曲や当時の世相を振り返ります。この番組の魅力の一つは、日野美歌さんがゲスト出演し、特に代表曲『氷雨』の誕生秘話を語ってくれることです。

日野美歌が語る「氷雨」の背景

日野美歌さんは『氷雨』について、当時のマネージャーがピアノバーのママが歌うこの曲を聴いて感動し、カバーの話が持ち上がったと明かしています。このエピソードは驚きであり、彼女の歌手としてのキャリアにおいて大きな転機となったことが伺えます。
音楽評論家の富澤一誠さんは、佳山明佳の版はムード歌謡だったとし、日野さんの版は叙情派フォークのアレンジで、より大人の雰囲気を醸し出していると解説します。また、現在の佳山さんとの関係についても興味深い話が飛び出します。

昭和の名曲が続々カバーされる

この番組では、1960年代から1980年代にかけての名曲が数多くカバーされ、青山新、おかゆ、神園さやか、城南海、羽山みずき、ベイビーブー、山田姉妹などの実力派アーティストが登場します。懐かしいメロディーを現代に蘇らせるこの試みは、視聴者にとっても嬉しい再発見となること間違いありません。

披露される名曲のラインナップ

例えば、1966年には布施明の「これが青春だ」が青山新によってカバーされ、弘田三枝子の「渚のうわさ」は神園さやかによる新たな解釈が光ります。また、羽山みずきが歌い上げる「愛のさざなみ」や、ベイビーブーの「悲しくてやりきれない」も楽しみです。
さらに、1982年にはあみんの「ごめんね」や中森明菜の「セカンド・ラブ」が披露され、日野美歌さん自身による「氷雨」のカバーも見逃せません。

昭和歌謡の魅力とその背景

昭和の名曲たちは、単なる音楽だけではなく、当時の人々の心情や時代背景を反映する鏡のような存在でした。誰もが口ずさむこれらの曲は、テレビやラジオから流れ、商店街の賑わいとも相まって、私たちの生活の一部として根付いていました。歌詞は憧れや恋愛、励ましをもたらし、それぞれの人生に色を添えるものでした。

番組では、MCの太川陽介さんと吉川美代子さんが進行し、富澤一誠さんの解説を交えながら、これらの楽曲が生まれた背景を追求していきます。視聴者は懐かしいメロディーを通じて、昭和の感動を再体験することができる貴重な機会となるでしょう。