フィギュアスケート界の希望、宇野昌磨の物語
2024年12月26日、ドコモの映像配信サービス「Lemino」で配信が開始されるオリジナルドキュメンタリー番組『NumberTV』第11話に、フィギュアスケートのスター、宇野昌磨さんが登場予定です。オリンピックでの連続メダル獲得や世界選手権連覇と、数々の栄光を手にしてきた宇野さんですが、その裏には多くの苦悩と挫折があったことをご存じでしょうか。彼自身は「このまま音楽が始まらなければいいのに」と告白しています。これは一見、演技を待ち望む心の叫びのようですが、宇野さんにとっては大きなプレッシャーの裏返しでもあります。
スケート人生のスタート
彼のフィギュアスケートとの出会いは、5歳の時、浅田真央さんからかけられた一言がきっかけでした。それが彼の運命を大きく変える瞬間でした。愛知県の大須スケートリンクでの彼の初めてのステップから、全国大会への挑戦、さらに彼自身がトリプルアクセルを飛べずに苦しんだ5年間など、数々の試練が彼を待ち受けていました。
大きな挫折
2013年から2018年の間、宇野さんはトリプルアクセルに挑むも飛ぶことができず、メンタル的に大きな打撃を受けることになります。しかし、その辛い日々の中、フィギュアスケートの先輩からの一言が彼の心を変えました。「4回転ジャンプ、試してみたら?」という言葉が、宇野さんに新たな挑戦の道を開いたのです。実際、彼はわずか1か月半で4回転を成功させ、その後の国際大会で次々とメダルを獲得することになります。
平昌オリンピックと孤独
宇野さんは平昌オリンピックで羽生結弦選手と共に戦い、銀メダルを手にしました。しかし、その喜びも束の間、今度はコーチとの別れが彼を襲いました。一人での戦いは孤独と不安を伴い、宇野さんは「もうここまでなのかもしれない」と思うほどに落ち込みます。それでも、そんな彼の元に現れたのがステファン・ランビエールコーチでした。彼は技術の指導だけでなく、宇野さんの精神面でも大きな支えとなり、再び彼を世界に導く存在となりました。
さらなる高みへ
「君がトップになるために必要なものは何だと思う?」というコーチの問いに奮起した宇野さんは、2019年の世界選手権でついに優勝を果たします。彼の言葉を借りれば、「挫折は苦しく辛いものだけど、それだけ本気で取り組んできた証拠」であり、その先には必ず成長があるというのです。彼の歩んできた道のり、その全てが詰まった『NumberTV』第11話をぜひご覧ください。
宇野昌磨 プロフィール
- - 名前:宇野 昌磨(うの しょうま)
- - 生年月日:1997年12月17日
- - 出身地:愛知県名古屋市
- - 職業:プロフィギュアスケーター
- - 経歴:5歳でスケートを始め、12歳以下の日本選手権で4連覇を成し遂げるなど若くして才能を開花。2024年にプロ転向。
次回予告
次の第12話では、若きF1ドライバー、角田裕毅選手が登場します。彼の目の前に立ちはだかる試練とは一体何なのか、次回も見逃せません。
このように、多くのスポーツ界のスターたちの感動のストーリーが詰まった『NumberTV』。ぜひ多くの人にこのプログラムを知ってもらい、アスリートたちの人生のリアルを体感していただきたいですね。