革命の映像表現
2025-09-10 10:50:47

キヤノン、シネマ映像制作に革命をもたらすCINE-SERVOレンズを発表

キヤノンが新たな映像表現を提供するCINE-SERVOレンズ



2025年11月下旬、キヤノンよりシネマレンズ「CINE-SERVOレンズ」の新製品が登場します。その名も“CN5x11 IAS T/R1”(RFマウント)と“CN5x11 IAS T/P1”(PLマウント)。これらのレンズは、従来のシネマレンズに比べ、最広角・最軽量の仕様を実現し、映像制作の現場に新たな可能性をもたらします。

1. 超広角の焦点距離11mmにより表現力を拡大



新たに登場するCN5x11 IAS T/R1は、レンズシリーズ最広角の焦点距離11mmを誇ります。これにより、従来の放送用広角レンズでは叶わなかったコンサートやスポーツ中継など、カメラの位置が限られたシーンでも、シネマティックな映像表現が可能になります。特に、ナチュラルな奥行きを持つ映像が求められるシーンにおいて、その力を発揮します。また、内蔵の1.5倍エクステンダーを活用することで、35mmフルサイズセンサーにも対応可能となり、幅広い機材での使用にも適応しています。

2. 8Kカメラ対応の高光学性能



このレンズは、ズーム全域での優れた光学性能を持ち、8Kカメラへの対応も完璧です。肉眼では捉えきれない細かなディテールまで再現し、映像の質を高めます。特に肌の色を美しく表現するために、暖色系のカラーバランスが採用されており、柔らかなボケ味にもこだわり、映像に対する印象をより深くします。さらに、RFマウントの特長を生かし、キヤノンバーチャルプロダクションシステムとも連携可能で、撮影後の作業を軽減することにも寄与します。

3. 最軽量設計による機動性



「CINE-SERVOレンズ」シリーズの中でも最軽量であるこの新製品は、撮影現場での機動性を大幅に向上させました。重心バランスを考慮した設計により、クレーンやワイヤーカムに組み込んだ際にも安心して使用できます。また、エルゴノミックデザインのおかげで、肩に担いでの長時間撮影も苦にならず、快適な撮影体験を提供します。

4. 快適な運用を実現するドライブユニット



新たに搭載された取り外し可能なドライブユニット「e-Xs V」は、放送スタイルでのサーボ操作だけでなく、フルマニュアルでのシネマスタイルでも快適に使用できるユーティリティを提供します。これにより、使用シーンに応じた柔軟な運用が可能となり、多様な映像制作のニーズに全力で応えます。

製品概要



製品名 希望小売価格 発売日
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CN5x11 IAS T/R1 オープン価格 2025年11月下旬
CN5x11 IAS T/P1 オープン価格 2025年11月下旬

このように、キヤノンの新しい「CINE-SERVOレンズ」は、映像制作における新たなスタンダードを確立することが期待されています。


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