アストンマーティンVantage、ワトキンス・グレンでの鮮烈な表彰台獲得
2026年6月29日、アストンマーティンの最新鋭レーシングカーであるVantageが、ニューヨーク州のワトキンス・グレン・インターナショナルにおいて開催された波乱の6時間レースで、GTDクラスの表彰台を獲得しました。このレースはIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権の一環として行われ、新たな挑戦者であるCar Blancheチームの初参戦も話題となりました。特筆すべきは、ワークスドライバーのヴァランタン・アス・クローが3位に入賞し、このチームにとってのデビューで初めての表彰台を飾った点です。
Car Blancheは、アストンマーティン・レーシング・ドライバー・アカデミーからのマリウス・フォサールおよび初めてVantage GT3でレースをするトレントン・エステップといった新進気鋭のドライバーたちを起用。グリッド18番手から抜群のパフォーマンスを見せ、最終的に3位でフィニッシュしました。この成果は、Vantageの競技能力が如何に高いかを示しており、IMSAのシーズンが進む中でのVantageの強力なパフォーマンスを物語っています。
Vantage GT3は、アストンマーティンの名車Vantageを基にし、洗練された接合アルミシャシーを使って設計されています。搭載されるのは4.0リッターV8ツインターボエンジンで、強力な加速を実現。ワトキンス・グレンでのパフォーマンスは素晴らしく、過去のレースでもGTD ProとGTDでの優勝歴があるなど、その魅力は多岐にわたります。Car Blancheにとっては、重要なシーズンの初戦で大きな成功を収めたことがさらなる期待を高めています。
一方、アストンマーティンの別チームであるThe Heart of Racing(THOR)は、ザカリー・ロビションがポールポジションからスタートし、レースの序盤から積極的に攻めました。混戦を潜り抜け、最終的にトップ5に食い込むことに成功。この結果により、ドライバーのバリチェロはドライバーズ・タイトル、THORはチームのポイントランキングで首位の座を維持しています。
アストンマーティンの耐久レースの責任者、アダム・カーターは「ワトキンス・グレンはVantageが好パフォーマンスを発揮する舞台であることが証明されました。今回の3位フィニッシュはCar Blancheにとっての素晴らしい成果です」と喜びを表しています。IMSAの折り返し点にて、アストンマーティンはマニュファクチャラーズ・チャンピオンシップでも今季首位に立ち、さらなる高みを目指しています。
Vantageは、次なるレースとなるクラウドストライク・スパ24時間レースにも出場予定で、その活躍が期待されます。今回の成功を背に、アストンマーティンが耐久モータースポーツにおいてどのように進化し続けるのか、注目が集まります。