B-boy TSUKKIとB-girl NANOHAが全日本ブレイキン選手権で躍進
2025年2月15日および16日にNHKホールで開催された『第6回全日本ブレイキン選手権』で、B-boy TSUKKI(飯沼月光選手)とB-girl NANOHA(間瀬なのは選手)がそれぞれオープン男子・女子カテゴリーに出場し、見事に3位を獲得しました。また、同じく株式会社ビーズインターナショナルがスポンサーを務めるB-girl Mirei(岸本美麗選手)がジュニア女子部門で連覇を達成し、注目を集めています。
大会の概要
全日本ブレイキン選手権は、日本国内における最高峰のブレイキン大会として位置づけられており、最高の技術を持つダンサーたちが集う舞台です。大会への出場は、高校1年生以上が対象のオープンカテゴリーと、中学3年生以下が対象のジュニアカテゴリーの2つに分かれています。上位入賞者には、国際大会出場の切符が与えられることもあり、大変名誉ある大会です。
- - 日時:2025年2月15日(土)16日(日)
- - 会場:NHKホール
- - 主催:公益社団法人日本ダンススポーツ連盟
- - 共催:NHK
- - 大会公式HP:全日本ブレイキン選手権公式サイト
B-boy TSUKKIの軌跡
B-boy TSUKKIは、数々の国内外の大会で優勝実績を持つ実力者です。2020年にはJDSF第二回全日本ブレイキン選手権で優勝し、YOUTHカテゴリーにおいて日本一の称号を手に入れました。さらに、2021年および2022年にはDance Alive Hero's Kids部門で2連覇を成し遂げ、2022年にはBattle Of The Year Japanでも見事に優勝を果たしました。そして、2021年度からはオリンピック強化指定選手にも選出され、その成長は目を見張るものがあります。
最近、彼はフランス・カンヌで開催された世界的な大会『Break The Floor 2025』に出場し、3vs3バトルで優勝を果たしました。国際舞台でもその名を馳せる存在となり、今後の活躍に大いに期待が寄せられています。
B-girl NANOHAの挑戦
B-girl NANOHAも多くの若手ダンサーの中で際立つ存在です。彼女は6歳からHIP HOPを始め、12歳からブレイキンに転身。そのわずか2年でキッズ日本一の称号を獲得し、2021年の関東女子ユース部門でも優勝を果たしました。今回の全日本ブレイキン選手権では、悔しい思いをしつつも自分らしく踊り抜くことができたようです。さらなる成長を誓い、今後の挑戦に向けた意気込みを語っています。
B-girl Mireiの連覇
岸本美麗選手は、ジュニア女子部門で見事なパフォーマンスを披露し、優勝を果たしました。彼女は4歳からダンスを始め、難易度の高い技「エアートラックス」などを身に付けており、次世代のスターとしての期待がかかっています。今回の大会準備には1年間をかけ、優勝が決まった瞬間には大きな喜びを感じたと語っています。
株式会社ビーズインターナショナルの支援
株式会社ビーズインターナショナルは、ストリートカルチャーを支援する企業で、アパレル事業だけでなく、ブレイキンなどのスポーツにも積極的に関わっています。代表の西方雄作社長は「ファッションの垣根と世代を超えて進化し続ける企業」を目指しており、より多くの若者たちにストリートカルチャーの魅力を伝えていくことに力を入れています。
こうしたダンサーたちの活躍により、ブレイキンが日本国内でさらに盛り上がることが期待されます。これからの彼らの成長と挑戦に、引き続き注目したいと思います。