近大附属広島高等学校ダンス部が新たな挑戦
広島県東広島市に位置する近畿大学附属広島高等学校のダンス部は、2025年6月に開催される「全国高等学校ダンスドリル選手権大会」に出場することが決定しました。これは、彼らにとって5度目の全国大会出場となります。2年ぶりに戻ってくるこの舞台で、彼らの成長と熱意を感じ取ることができるでしょう。
中国・四国大会での奮闘
出場決定の背景には、先日行われた中国・四国大会での好成績があります。特に、HIPHOP女子部門Small編成での評価が高く、全国大会への出場権を勝ち取ったのです。このダンス部は、過去にも令和元年(2019年)、令和3年(2021年)、令和4年(2022年)、令和5年(2023年)に全国大会に出場しており、今回の出場はその5回目にあたります。また、Small編成とは、10人以下で構成されるチームのことを指し、彼らの緻密なパフォーマンスが求められます。
自ら手掛ける全て
近大附属広島高等学校ダンス部の特筆すべき点は、生徒たちが全てのプロセスを自らの手で行っていることです。作品の選曲から振り付け、構成、衣装に至るまで、彼らのクリエイティビティが惜しみなく発揮されています。これにより、彼らのパフォーマンスは単なるダンスに留まらず、メッセージ性のあるストーリーを感じさせるものとなっています。全国大会でも、この独自のスタイルを存分に見せつけられることを期待しています。
ダンスドリルとは?
ダンスドリルは、アメリカの西海岸発祥の文化で、緻密かつ統制されたダンスのスタイルを指します。日本では部活動の一環として広まり、全国規模での大会が行われるようになりました。ダンスドリルは、特にエンターテインメント性が高く、観客を魅了するパフォーマンスが求められます。日本国内では、全国8カ所で15部門に分かれた地区大会が開催され、一定基準を超えたチームのみが全国大会に進出することができます。その競争は非常に厳しく、選ばれたチームはその努力の証となります。
開催概要
2025年8月12日と13日には、京王アリーナTOKYOで「全国高等学校ダンスドリル選手権大会」が開催されます。主催は特定非営利活動法人ミスダンスドリルチーム・インターナショナル・ジャパンで、参加するダンスチームのパフォーマンスが一堂に会する素晴らしいイベントとなります。近畿大学附属広島高等学校のダンス部がどのようなパフォーマンスを見せるのか、今から楽しみです。
ダンス部の挑戦は、単なる競技の場だけでなく、彼ら自身の成長を促進し、仲間との絆を深める貴重な機会でもあります。全国大会に向けた熱い思いを、ぜひ目に焼き付けたいものです。詳細は大会公式ホームページをチェックしてください。公式サイト:
ダンスドリル日本
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