第22回男子アジアハンドボール選手権の展望
クウェートで開催中の第22回男子アジア選手権では、ハンドボール男子日本代表「彗星JAPAN」が厳しい戦いに挑む。予選ラウンドを経て、メインラウンドへ進出した日本は、準決勝進出と2027年にドイツで行われる世界選手権の出場権獲得を目指している。
メインラウンドの対戦相手
メインラウンドでは、日本は韓国、イラク、開催国のクウェートと対戦。特に注目される初戦は、宿敵・韓国との一戦だ。韓国は予選グループAを首位で通過した強敵であり、直近の対戦(カタール戦)では32-31という接戦を制しており、勢いに乗っている。日本はこの対戦に臨むにあたり、韓国の強力な選手たち、特にGKのパク・ジェヨンやセンターのイ・ヨセプにどのように対応するかがカギとなるだろう。勝利を手にすることで、準決勝へぐっと近づくことができる。
クウェートとの第2戦
次のクウェート戦は、過去4回のアジア選手権を制覇した伝統あるチームとの対決。クウェートは、機動力と大型選手のコンビネーションを強みに、洗練されたプレーが特徴だ。日本は過去に3回クウェートと対戦しており、1勝2敗とリードを許している。監督のアーロン・クリスチャンソンも、日本戦の戦術に精通しているため、難しい戦いが予想される。それでも、シュート精度を向上させ、冷静にプレーを進めることで、勝利の道を切り開けるはずだ。
最終戦・イラク戦
メインラウンドの最終戦ではイラクとの対戦が待っている。身体能力の高い選手が揃っているイラクだが、戦術的な成熟度に欠ける印象もある。過去2度対戦し、1勝1分と拮抗した成績のため、油断は禁物だ。GKへの攻撃を着実に進めて、早い段階で結果を出したい。勝利が期待されるこの試合では、流れをしっかりつかみたいところだ。
記録達成にも注目
予選ラウンドでは、日本代表の吉野樹選手と部井久アダム勇樹選手が、それぞれ国際試合出場通算100試合を達成した。さらに注目の藤坂尚輝選手は、通算得点記録が現在95点と迫っており、100点達成が期待されている。記録達成と共に、チームの勝利も引き寄せたい。本大会は、各試合を「ALKASS」で視聴可能で、視聴時間も比較的良好であるため、多くのファンが応援しやすい環境が整った。
大会の概要
第22回男子ハンドボールアジア選手権は、2026年1月15日から29日までの間、クウェートで開催される。日本は予選ラウンドを乗り越え、メインラウンドで厳しい戦いに挑む。上位4チームが次回の男子ハンドボール世界選手権へのチケットを手にするため、全力で戦う姿に期待が寄せられる。