#中村美里 #国際柔道連盟 #ザンビア柔道

中村美里杯、ザンビアでの夢育成チャリティ柔道大会

2025年6月、ザンビアのメヘバ難民キャンプにて、特別な柔道大会「中村美里杯」が開催されます。このイベントは、認定NPO法人グッドライフの主催により、国連の「世界難民の日」を祝う一環として企画され、難民の子供たちに希望と夢を届けることを目的としています。 

イベントの背景

アフリカの中でも特に柔道が盛んな国であるザンビアでは、柔道を通じて子供たちが自立する道が拓かれてきました。柔道の黒帯を取得することで、軍や警察への就職機会が広がり、経済的自立へとつながります。しかし、ザンビアの難民キャンプでは、十分な指導環境や訓練用具が不足しており、多くの子供たちがその才能を発揮できていないのが現状です。 

このような背景のもと、私たちは柔道を通じて笑顔と自立の手段を提供し、日本とザンビアの文化交流を深めることを目指しています。 

イベント内容

tここから6月18日から21日までのスケジュールを紹介します。 

• - 6月18日：柔道ワークショップ in ルサカ

 国内の柔道指導者や選手を対象に、日本のトップ柔道家による特別な稽古を行います。  

• - 6月20日：世界難民の日・柔道着寄付セレモニー

 日本から寄付された柔道着の贈呈式を、5,000人規模の式典の中で実施。これまでに集まった100着の柔道着が子供たちに手渡されます。  

• - 6月21日：中村美里杯  

 ザンビア柔道協会が注目するこの大会では、特別ゲストの中村美里さんを迎え、未来を担う子供たちと共に熱い試合を展開します。  

寄付の意義

寄付される柔道着は、多くの日本の柔道家、講道館、NPO法人JUDOsからの協力により集められたものです。また、日本のシドニーオリンピック金メダリストであり、東京オリンピック男子柔道監督を務めた井上康生さんからも、支援のメッセージをいただきました。彼の動画コメントも大会の一環として公開予定です。 

私たちの目的は、一回限りの支援にとどまらず、サステナブルな接続を通じて、将来の可能性を広げることにあります。イベントを通じて、柔道の指導技術だけでなく、心の教育も日本から届けたいと考えています。 

世界難民の日について

毎年6月20日は「世界難民の日」として、国連が指定した日です。この日は、世界中でUNHCRによる様々なイベントが開催され、難民問題に対する理解を深める重要な日でもあります。 

昨年、同じくメヘバ難民キャンプで行われたイベントには、ザンビアの副大統領や日本の大使館職員などが参加し、大規模な祝賀イベントとして盛り上がりました。そんな中で初めて披露されたのが柔道演武で、受け身から始まり、乱取りまでが観客を魅了しました。しかし、帯や道着がない子供たちが多く、一層の支援が求められています。 

今回の「中村美里杯」がその契機となり、さらなる支援の道が開かれることを願っています。私たちの活動が、他の団体や個人の支援へとつながり、越えていく瞬間を見せられればと強く想います。 

最後に、動画告知も行っていますので、ぜひご覧ください。夢に向かう子供たちに、あなたの応援を届けてください。 

ザンビア メヘバ難民キャンプでのイベント告知動画はこちら

関連リンク

サードペディア百科事典: 中村美里 国際柔道連盟 ザンビア柔道