万博閉幕日、特設スケートリンクが登場
2025年10月13日、大阪・関西万博の閉幕日となるこの日、イタリア館前に特設スケートリンクが用意され、クロージングセレモニー「ワールド・イタリア・スポーツデー」が盛大に行われます。
このイベントは、2026年に開催予定のミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックに向けて、イタリア政府が世界各地で実施している国際的なプロジェクトの一環です。当日は、イタリア館の前で一日限定のスケートリンクが設置され、来日したイタリアのトップアスリートであるカロリーナ・コストナー氏とマルティーナ・カイロニ氏が展示される聖火トーチをステージに運び、特別なセレモニーが行われます。この瞬間は未来への希望の象徴であり、「聖火の光」が会場を優しく照らすことでしょう。
関西大学スケーターによるエキシビション
このイベントには、関西大学のアイススケート部に所属する学生3人がエキシビション演技を披露します。彼らの滑りは、万博のフィナーレを飾る華やかな演出となることでしょう。また、関大の卒業生であるフィギュアスケートの宮原知子氏や、陸上競技の和田伸也氏も登壇し、自身のアスリートとしての経験と思いやメッセージを観客に届けます。両氏が参加することで、共生や平和の理念がさらに強調され、観客に深い感動を与えること間違いありません。
希望のバトンを未来へ
この催しは、大阪・関西万博が掲げる「いのち輝く未来社会のデザイン」と、オリンピック・パラリンピックが持つ「平和と共生の精神」をつなぐ象徴的なイベントです。日伊両国をはじめ、世界中のアスリートが一堂に会し、スポーツを通じて未来に向けた願いを分かち合う機会となります。これにより、万博の閉幕を飾る華やかな形となり、参加者に深い感動と思い出を残すでしょう。
イベントの詳細
この特別なイベントは、10月13日(月・祝)午前9時20分から、日本時間に合わせたスケジュールで進行します。
- - 9:20: イタリア陸軍音楽隊の演奏
- - 9:50: ミラノ・コルティナ冬季五輪のプロモーションビデオの放映(8分間)
- - 10:00: 開会式、イタリア政府の代表者によるスピーチ
- - 10:05: イタリア側アスリートの紹介および聖火トーチのセレモニー
- - 10:15: 日本側アスリートの紹介(宮原知子氏・和田伸也氏)
- - 10:20: テープカット、関西大学アイススケート部によるエキシビション(4分間)
- - 10:30: スケートリンクの一般開放
この重要な瞬間を、観客は一緒に楽しむことができる特別なコーナーが設けられています。未来への希望を込めたバトンが、万博の閉幕とともに新たな時代へと受け継がれていきます。これまでの期間、万博で得た感動や経験は、きっと参加者の心に深く刻まれることでしょう。
この機会を見逃さないでください。万博のクロージングセレモニーは、未来への橋をかける素晴らしいイベントです。