日本男子フルーレ、ワールドカップで3年ぶりの銅メダル獲得！

日本男子フルーレ、ワールドカップで銅メダル獲得

2025年12月7日、北九州市で開催されたフェンシングワールドカップで、日本の男子フルーレチームが見事銅メダルを手にしました。この大会は、2025-2026シーズンの初めを飾る意義深いものであり、日本選手団にとって特別な意味を持つ大会となりました。

日本の強化されたフルーレチーム

今回の日本代表チームは、松山恭助（株式会社JTB）、飯村一輝（慶應義塾大学）、永野雄大（NEXUS FENCING CLUB）、西藤俊哉（株式会社セプテーニ・ホールディングス）の4名から構成されました。大会に臨むにあたり彼らは、厳しいトレーニングを重ねてきました。

準々決勝での勝利

日本チームは、世界ランキング4位という位置でこの大会に挑みました。準々決勝では、WR11位のカナダに対して圧巻のパフォーマンスを見せ、45対26のスコアで勝利を収めました。この試合は、チームの士気を高める重要なステップとなりました。

準決勝の壁

しかし、準決勝では世界ランキング1位の強豪、イタリアに36対45で敗北。敗戦は残念でしたが、選手たちはその経験を糧に、次の戦へ挑む覚悟を決めました。

銅メダルの行方

3位決定戦では、対戦相手のアメリカが先にリードを奪う結果となりましたが、チームは最後まであきらめず、最終ラウンドで逆転。選手たちの団結と粘り強さが功を奏し、最終スコア45対43で見事に銅メダルを獲得しました。この快挙は日本開催のワールドカップにおいて、3年ぶりのメダルとなります。

選手たちのコメント

大会後、松山恭助選手は「自国開催という特別な場所で、メダルを獲得できたことが本当に嬉しいです。今後もチーム一丸となって成長を続けていきたい」とコメントしました。その他のメンバーも、それぞれの思いを語り、次回の挑戦に向けた意気込みを新たにしました。

飯村一輝選手は「応援ありがとうございます。次のワールドカップも頑張ります」と意気込みを語り、永野雄大選手も「パリのワールドカップで金メダルを目指す」と力強い決意を示しました。

西藤俊哉選手も「皆さんのサポートがあってのメダル獲得です。ここからが本当のスタートです」と結束を呼び掛け、今後の挑戦を宣言しました。