三河港に上陸した起亜のEVバン
2026年4月16日、愛知県豊橋市に位置する三河港にて、韓国の大手自動車メーカー「起亜(Kia)」による新型EVバンの輸入が始まりました。この新たな取り組みは、2023年にヒョンデ(Hyundai)が参入して以来、三河港で取り扱う輸入車ブランドが23に達する大きな一歩です。
起亜EVバンの登場
日本市場へ向けての初陸揚げとなる今回、陸揚げされたのは「PV5パッセンジャー」と「PV5カーゴ」という2つのモデルです。これらは、日本代理店である「Kia PBV Japan株式会社」により、今春からの販売が予定されています。16日の午前11時頃、青空の下で、株式会社商船三井の自動車運搬船から次々と34台のEVバンが岸壁に陸揚げされ、注目を集めました。
三河港の役割と地理的優位性
三河港は、日本の自動車産業の中心地であり、関東と関西の二大都市圏のほぼ中央に位置しているため、自動車輸出入の拠点として長い歴史を持ちます。特に輸入車に関しては、多くの自動車輸入企業から強い信頼を得ており、輸入車の約半数がこの港から陸揚げされています。2025年の輸入台数は18万4079台に達し、33年間連続で日本一を記録した実績があります。また、輸出台数も838766台を誇り、名古屋港に次ぐ全国第2位です。
今後の展望
豊橋市の担当部署も、三河港での陸揚げが今後恒常化する大手ブランドに向けての期待を寄せています。「まだ三河港を利用されていない大手ブランドの皆さんにもぜひ、ご利用いただきたい」と話しており、利用拡大が期待されています。これにより、三河港はさらに自動車輸入の重要な拠点としての地位を強化することでしょう。
新たに参入した起亜のEVバンと三河港の関係は、今後の自動車業界の動向にも大きな影響を与えることでしょう。市場に登場する新しい車両の数々とともに、これからの輸入局面がどう変化していくのか、引き続き注目していきたいと思います。