全日本ジュニアフットゴルフツアー2025開幕！地域クラブと若き才能が競演

地元の若手スーパースターたちが集結！

9月6日、群馬県太田市の鳳凰ゴルフ倶楽部で、全日本ジュニアフットゴルフツアー2025 supported by ジークの第4戦が盛況に開催されました。この大会には地元の中学生たちも参加し、若い才能たちがスリリングなプレーを展開しました。年間を通じて行われるこのツアーは、6回のトーナメントからなり、今回で中盤地点を迎えました。

鳳凰ゴルフ倶楽部の魅力

鳳凰ゴルフ倶楽部はフットゴルフ専用のコースを持っており、選手たちは他のプレイヤーの影響を受けることなく、思う存分自分の技術を試すことができます。コース内には元気な声が響き渡り、選手たちの熱気が伝わってきました。

小学生部門の煌めき

小学生部門では、小倉元選手（小学5年生）が輝かしい勝利を収めました。小倉選手は第3戦の覇者、井上朔之介選手に4打の差をつける見事なスコア5アンダー67を記録し、フロント9で2アンダーを記録、引き続きバック9ではイーグルを含む良好なプレーを見せました。

優勝後、小倉選手は「3回目の参加で初めて優勝できて嬉しいです。特にパッティングがうまくいきました。次回も頑張ります」と次なる戦いに向けて意気込みを語りました。

さらに、3位には菅野琴友音選手（小学4年生）が入賞。プレーオフで2打でカップインし、強豪を退けて見事な結果を残しました。

中学生部門での熱戦

中学生部門では、地元サッカーチームFC桐生の選手たちが多く参加しました。その中で大塚恭平選手（中学2年生）が5アンダー67というスコアで第3勝目を飾り、喜びを表しました。

大塚選手は「前半は波に乗れず、諦めそうになりましたが、周りのサポートがあって素晴らしいプレーができました。次の大会への期待も高まります」とコメント。若い才能たちの逆境を乗り越える姿に、おおいに励まされました。

フットゴルフを通じた新たな発見

今回のツアーは、フィジカルの差が成績に影響しないフットゴルフならではの魅力を再確認する場ともなりました。参加することで、サッカーの実力がフットゴルフにどのように結びつくか、自分の新しい特技を発見する機会ともなりえます。

若手選手たちが集まるこのジュニアツアーでは、一度だけの参加も大歓迎。全日本ジュニアフットゴルフ協会は、より多くの子供たちにフットゴルフを体験してもらい、新たな夢の創造を支援していく方針です。

フットゴルフとは？

フットゴルフは、サッカーとゴルフを融合させた新しい形のスポーツです。サッカーボールを使用し、ゴルフコースを回ります。このユニークなスポーツは、2009年にオランダで公式にルールが定められ、その後急速に世界中に広まっています。日本でも、フットゴルフを楽しむことができるコースが増え、今後の発展に期待が寄せられています。

全日本ジュニアフットゴルフツアー2025は、これからも個々の才能を育てる場として重要な役割を果たしていくでしょう。次回も多くの参加者が集まることを期待しつつ、今後の展開に注目が集まっています。