ゴスペラーズが応援アンバサダーに
2025-06-30 12:59:12

ゴスペラーズがオリオンJAPANの応援アンバサダーに就任し新たな歴史を刻む

ゴスペラーズがオリオンJAPANの応援アンバサダーに就任



2025年6月30日、ゴスペラーズがゴールボール日本代表「オリオンJAPAN」の応援アンバサダーに就任することが発表されました。これはすなわち、音楽とパラスポーツの架け橋となる新たな歴史の幕開けを意味しています。ゴスペラーズと一般社団法人日本ゴールボール協会の関係は深く、両者共に2024年に30周年を迎えるという共通点もあります。最近行われた記念式典で、協会会長の梶本美智子さんから任命状が渡され、村上てつやさんが挨拶を通じて、今後の意気込みを語りました。

パラスポーツと音楽が交わる瞬間



ゴールボールは視覚に障害のある選手が音や気配を頼りに戦うスポーツです。そのため、チームプレーにおいては「聴く力」と「コミュニケーション」が不可欠です。まさに、ゴスペラーズが持つ音楽への情熱と共鳴しています。彼らは東京2020パラリンピックの際、大会が延期され無観客での開催を余儀なくされた中でも、「おうちからハーモニーを」というテーマで人々を元気づける活動を展開していました。この活動の中で酒井雄二さんがつぶやいた「ゴールボール女子すごいね」という一言が、大きな一歩となり、SNSを通じて競技の認知度が高まりました。

競技体験を通じて感じた魅力



アンバサダー就任以前、ゴスペラーズのメンバーたちは、実際にゴールボールを体験するイベントを行ない、その体験をもとに各メンバーの声を聞くことができました。酒井さんは「音を頼りに動く難しさとチームメンバーとの信頼関係が必要であること」に感銘を受け、「さらに精進したい」と熱い思いを語っています。

また、黒沢薫さんは、視覚を遮断した中でのプレーの難しさに驚き、「選手たちは超人だ!」と感じたことを述べました。彼は、選手たちへの尊敬の気持ちが一層深まったと振り返っています。村上てつやさんも、判断力や瞬間的なコミュニケーションの重要性を実感し、「音楽とスポーツの融合」がこれからの活動に活かせると考えています。

ゴールボールの魅力を広めるために



ゴスペラーズと日本ゴールボール協会は、今後もお互いに支え合いながら、様々なイベントや情報発信を行っていく計画です。力を合わせることで、新しいコミュニティの形成や「音」と「視覚」の交わる体験を提供することが目標です。音楽とスポーツのつながりは、ただの一過性のものではなく、持続可能な関係を築いていくことでしょう。

また、「観る」だけでなく、実際に「やってみる」ことで多くの人々がゴールボールの楽しさに触れ、共感を生むことを目指しています。このアンバサダー就任を通じて、ゴスペラーズの音楽とオリオンJAPANのチームワークが共鳴し、社会に「見えない力」を感じさせるきっかけが作られることを期待しています。

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この取り組みは、音楽とスポーツという異なる領域がいかに交わり、相互に支え合うことができるかを示す素晴らしい例です。私たちも、この感動の瞬間を迎えられることを心より楽しみにしています。


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