スポGOMI甲子園2025
2025-10-07 15:19:31

若き高校生が挑む!スポGOMI甲子園2025北海道大会開催

2025スポGOMI甲子園北海道大会の成功



2025年9月21日、豊平川で開催された『スポGOMI甲子園2025 北海道大会』は、全21チーム、62名の高校生が参加した賑やかなイベントとなりました。この大会では、高校生たちが3人1組となり、指定エリア内のごみを一定時間内にどれだけ拾えるかを競い合います。選手たちは、海洋ごみ問題の深刻さを理解し、その解決に向けた取り組みとしてこの大会に臨みました。

ごみ問題への意識を高める



世界的に海洋ごみが深刻化している中で、大会は私たちの生活と海洋ごみ問題との関わりを再認識させる重要な機会となっています。約8割の海洋ごみは、陸上から流出すると言われています。スポGOMI甲子園はこの現実を知り、自分たちができることを考えるきっかけを提供しています。全都道府県の予選を勝ち進んだ高校生たちが、次代を担うリーダーとしてこの問題に取り組む姿勢は、多くの人々に感動を与えます。

優勝は「ザンギ」チーム



大会の結果、優勝を果たしたのは札幌日本大学高校の「ザンギ」チームでした。彼らは初めての参加ながら、合計1.77kgのごみを拾い上げ、187.5ポイントを獲得。準優勝チームに25.5ポイントの差をつけて、見事な勝利を収めました。選手宣誓で元気な姿を見せた「ザンギ」チームは、2023年大会優勝チームのお兄さんたちの影響で参加を決めた1年生の新たなチームです。11月末には東京で行われる全国大会でも好成績が期待されています。

対策が必要なごみの現実



大会当日は、前日からの悪天候が影響し、各チームは困難なごみ拾いに挑みました。しかし、選手たちは雨が上がり青空が広がる中で、気持ちを新たにしてごみの収集に取り組みました。スポGOMI甲子園が行われる豊平川は、札幌の中心部を流れる美しい景観を持つ場所です。参加者たちは、ごみが川や海へと流れ出す現状を防ぐための意義深い活動を実体験することに、大きな喜びを感じていました。彼らの奮闘を通じて、環境問題への意識も高まること間違いなしです。

チームの感想



「ザンギ」チームの代表は「初めての参加でしたが、楽しかったです。家族の影響や小学時代の経験から、ごみ拾いには興味がありました。タバコの吸い殻が多かったのが気になりました。全国大会でも皆で楽しみながらごみを拾い、東京をきれいにしたいです。」と語りました。

フォーラムの意義



このようなイベントを支えるのは、一般財団法人日本財団スポGOMI連盟や一般社団法人北海道海洋文化フォーラムです。スポGOMIの取り組みは、現代の環境問題にスポーツを通じて積極的にアプローチし、コミュニティ全体の意識を高めようとしています。

日本財団の助成事業でもあるスポGOMIは、未来を担う高校生たちが自らの手で美しい地球を守るための力強い一歩を踏み出す場を提供し続けています。今後も、参加者たちの活動から目が離せません。


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