2025年全日本スーパーフォーミュラ選手権の開催詳細と見どころ
2025年の全日本スーパーフォーミュラ選手権がいよいよスタートします。昨年の成功を受け、今年はさらに多くのファンと共に、より興奮に満ちたシーズンを実現するための新たな施策が盛りだくさんです。特に注目すべきは鈴鹿サーキットを舞台に開催される第1-2戦で、3月7日から9日までの間に行われます。
迫力のレース展開が魅力!
全日本スーパーフォーミュラ選手権(以下、SUPER FORMULA)は、国内で最もハイレベルかつスピーディーなフォーミュラカーレースです。本シリーズは、使用する車両、タイヤ、エンジンにおいて性能差がない「イコールコンディション」を実現し、技能やチームの戦略が勝敗を決定づける要素となっています。2024年シーズンは過去最多となる約21万人もの来場者を記録し、その勢いは2025年も続くことでしょう。
新たなルーキーの登場と多様なレース形式
今年の選手権には、新たに13チーム、22名のドライバーが参戦します。海外勢を含む6名のニューフェイスも登場し、視聴者を惹きつける逸材が揃っています。また、レース数は12戦に増え、FIAインターナショナルシリーズとしても位置づけられ、世界的な注目が集まることが期待されます。
レースフォーマットの進化
2025シーズンでは、レース展開の面白さを追求し、一部フォーマットを変更。決勝レースの距離が約185km且つピットウィンドウなし、一方で土曜日の決勝は約165km且つ10周のピットウィンドウを設けます。このような変更により、戦略が多様化され、よりダイナミックなレースが展開されること間違いなしです。フリー走行も90分から60分の2セッションに分けられ、チーム・ドライバーの調整時間が増え、勝利に向けた準備が整います。
レーシングタイヤの進化
このシーズンで使用されるタイヤは、横浜ゴムの「ADVAN」で、46%の再生・リサイクル原料を使用しています。特にウェット用タイヤは、ウォームアップ性能を向上させてグリップ性能をさらに向上させました。これにより、さまざまな天候条件でも安全にレースが行えるよう配慮されています。
地域連携と新たな取り組み
また、金曜日に実施される「パートナーDAY」では、SUPER FORMULAがモータースポーツ業界の課題に取り組み、さまざまな施策を展開。地域社会との連携を深め、さらなる魅力を全国に発信します。このイベントは、イオンモール鈴鹿での開幕記念イベントとしても実施され、お近くの皆様にはぜひ足を運んでいただきたいです。
メディアパートナーの拡大
放送チャネルも拡大し、「DAZN」や「FOD」との新しいメディアパートナーシップを結び、全セッションをライブ配信します。これにより、より多くのファンがレースを楽しむことができ、言うまでもなくSUPER FORMULAへの注目が高まっていくことでしょう。
公式テストの開催
シーズン開幕前には、すべてのチームとドライバーが参加する公式テストが2月18日・19日に鈴鹿サーキットで開催されます。ここで実施されるセッションでは、各チームの戦略やマシンの性能を確認し合い、シーズンのスタートへと向けての準備を整えます。
2025年の全日本スーパーフォーミュラ選手権は、より多くのドラマと興奮を約束する魅力的なシーズンとなることでしょう。ぜひご期待ください!