裸眼3Dディスプレイの新たな可能性
2025-10-23 09:59:55

コーンズテクノロジーが発表したマルチビュー3Dディスプレイの魅力

コーンズテクノロジーが新たに販売を開始した マルチビュー裸眼3Dディスプレイ



コーンズテクノロジー株式会社は、シーキュービック社が開発したマルチビュー裸眼3Dディスプレイの評価用モデルを国内で提供開始しました。このディスプレイは、特に開発者や研究者向けの評価環境を提供しながら、多様なユースケースにおける検証を支援します。

DepthAware™技術による自然な奥行き感



このディスプレイの最も特徴的な点は、シーキュービック社の独自技術であるDepthAware™によって実現される裸眼での3D映像表示です。一般的なアイトラッキング機能を必要とせず、視聴者は複数人同時に自然な形で映像を楽しむことが可能です。

具体的には、27インチの4K UHD LCDパネルを採用しており、アスペクト比は16:9。最大60Hzのリフレッシュレートに対応しているため、映像の滑らかさも確保されています。このディスプレイの設計は、60~80cmの距離でも快適に見ることができ、眼鏡やヘッドマウントデバイスなしでの視聴ができる点も大きな利点です。

様々な産業へ応用可能な機能



このディスプレイは、その高い性能を活かしてさまざまな分野に応用できます。特に自動車産業では、コックピットの3D化を実現することで、運転中の安全性や視認性の向上が期待されます。具体例としては、インストルメントクラスタやセンターインフォメーションディスプレイなどがあります。

エンターテインメントやゲームの分野でも、このディスプレイは新たな体験を提供します。従来の2D映像では得られなかったリアルな奥行き表現が可能になるため、映画館やテーマパーク、家庭用ゲームなど、様々なシーンでの活用が見込まれています。

さらに、デジタルサイネージや広告にも効果的です。立体的な映像表現は来訪者の視線を引きつけ、効果的な告知を実現します。教育分野でも、立体的なビジュアライゼーションが学習効果や理解度の向上に貢献するでしょう。

開発者に優れたサポートを提供



このマルチビュー裸眼3Dディスプレイは、特に開発や評価を行う際の強力なツールです。FPGAベースの独自レンダリングエンジンを搭載し、Depth Factor制御機能を持っているため、新規アプリケーション開発にも適しています。さらに、UnityやUnreal Engine、After Effectsに対応したプラグインも用意されており、既存の制作環境から容易にコンテンツ拡張が可能です。

コーンズテクノロジーとシーキュービック社について



コーンズテクノロジーは、日本と海外の貿易発展に寄与している企業であり、世界最高のテクノロジーを活用した製品やサービスを提供しています。シーキュービック社はオランダに本拠地を構える企業で、最先端の3Dディスプレイ技術を展開しており、その技術により新たな映像体験を提供しています。

この新しいマルチビュー裸眼3Dディスプレイは、今後の映像表現の可能性を広げる注目の製品です。評価や開発を行う皆さんにとって、試してみる価値は十分です。ぜひ、コーンズテクノロジーにお問い合わせください。


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