スポーツ系企業も参加のアスカチ2026が魅せる新卒採用の新たな形

大学生活を変える場「アスカチ2026」

2026年に卒業を迎える学生にとって、就職活動は人生の大きな転機となるものです。特にスポーツ業界を目指す学生にとっては、情報収集が成功の鍵を握ります。株式会社エスエスケイが主催する合同説明会「アスカチ2026」は、そんな学生たちにとって見逃せないイベントの一つです。

3月中旬に大阪と東京で開催されたこの説明会には、約200名の学生が参加し、参加者の満足度は驚異の95%を超えました。スポーツクラブやメーカー、施設などが集まるこのイベントは、同じ業界にいながらも異なる企業の魅力を存分に知ることができる貴重な機会です。

企業の特色を知る貴重な機会

アスカチ2026は、毎年多くの学生に愛されているイベントであり、特にスポーツ業界に興味を持つ学生にとっては、さまざまな企業の特色や魅力を知る上で非常に有意義です。今年は大阪会場に10社、東京会場には11社が出展し、30分の説明会を5回実施しました。学生は自分が興味を持つ企業を選び、ダイレクトに説明を聞くことができます。

特に初参加となった大阪ブルテオンのブースでは、トップ選手を多く抱えるこのクラブが掲げる「世界を目指す」という価値観が熱烈に伝わってきました。若い選手たちが高い志を持って活動している姿勢は、参加した学生にとって刺激的だったことでしょう。また、同じく初参加の瀧本株式会社は、学生服を学校に提案する仕事の面白さについて語りました。このように、それぞれの企業の特色や仕事内容をじっくりと理解できる時間は、学生にとっても本当に貴重です。

スポーツイベントを通じた社会貢献の視点

昨年アスカチを経て内定者を輩出した株式会社セレスポは、イベント業界での経験を通じて、どのように社会に貢献できるかを考えることの重要性について触れました。セレスポは「LGBTQ+ハンドブック」をリリースし、イベント会場のバリアフリーについても提言している企業です。このような姿勢から、学生たちは単なる職業選びを超えて、社会貢献を意識した働き方についての理解を深めることができたのです。

フランクな懇親会が好評

アスカチ2026では、懇親会も行われ、学生たちが企業の担当者とフランクにコミュニケーションを取る場が設けられました。この形式は、オンラインではなかなか得られない体験であり、参加した学生からは「企業の方とたくさん話ができ、新たな発見があった」といった声が寄せられました。また、ガンバ大阪から参加した執行役員の伊藤慎次氏は、スポーツ業界に関わるためのアドバイスを学生たちに届けました。「ボランティアやアルバイトなどで業界に触れることの大切さ」を伝え、学生たちの背中を押しました。

エスエスケイの新卒採用情報

エスエスケイでは、2026年度の新卒採用のエントリーを4月13日まで受け付けています。エスエスケイの人事担当者は、スポーツを通じて人と社会を元気にするという理念のもとで、多岐にわたる業務を行っていることを説明しました。SSK野球やヒュンメルのブランドに対する志望者が多い中、合同説明会「アスカチ」を通じて、自社の多様な職務内容をより深く理解してもらう場を創出できたことは、大きな成果だと感じています。

学生からは「今回初めて知った会社に興味を持った」といったポジティブな声が多数寄せられ、合同説明会の意義を再確認する機会にもなりました。このイベントは、体育の専攻に限らず、幅広い学生が参加することができるため、スポーツ業界に興味を持つすべての学生にとって有益な経験となることでしょう。