WDSFブレイキンアジア選手権2025
2025年6月28日と29日、中国・上海で開催された「WDSFブレイキンアジア選手権」において、日本のブレイキン界が輝きを放ちました。この大会では男子の部門でShigekix選手(半井重幸)が見事金メダルを獲得し、注目を集めています。
日本の誇り、Shigekix選手
この度の大会で最も注目されたのは、Shigekix選手。神奈川県を拠点にする彼は、圧倒的なパフォーマンスを見せつけ、ビーボーイ部門での優勝を果たしました。彼は大会後のインタビューで、「今回のアジア選手権で優勝できたことは、本当に嬉しいです。支えてくださった皆さんに感謝しています」と心境を語りました。
Shigekix選手は、昨年のパリオリンピック後も各種大会に出場し、その実力をさらに磨いてきました。「今回は特に大きな規模のステージだったので、緊張感とプレッシャーを伴った挑戦でしたが、自分の新たな可能性を感じることができました」とコメントし、未来への意気込みも語っています。
他の選手たちの活躍
Shigekix選手だけでなく、女子部門でもRIKO選手(津波古梨心)が銀メダルを獲得し、沖縄県からの代表として素晴らしい成績を収めました。また、ユースカテゴリーでも大きな成果があり、男子部門ではLil Kong選手(中村駿太)、女子部門ではHIYO選手(山田琵葉)がそれぞれ銀メダルを獲得。さらに、Cocoa選手(目黒恋杏)は銅メダルを獲得するという素晴らしい活躍を見せました。
次世代の期待
この結果は日本のブレイキン界全体の厚さを示しており、次世代の選手たちが世界で通用する力を持っていることを証明しました。特にユースカテゴリーでの成績は、2026年に愛知・名古屋で開催されるアジア大会に向けた希望となります。
結果のまとめ
・男子アダルト部門:
1位: Shigekix(半井重幸・神奈川県)
・女子アダルト部門:
2位: RIKO(津波古梨心・沖縄県)
・ユース男子部門:
2位: Lil Kong(中村駿太・東京都)
・ユース女子部門:
2位: HIYO(山田琵葉・静岡県)
3位: Cocoa(目黒恋杏・東京都)
今後の展望
この大会の成功を受けて、Shigekix選手らは今後の国際大会でも力強いパフォーマンスを届けることが期待されています。彼は「これからも国際大会に向けて頑張っていきますので、皆さんに良い報告ができるように精進します」と決意を新たにしました。日本ブレイキン界の未来が楽しみです。