ファミリーに最適なキャンピングカー「gioia(ジョイア)」が登場
岐阜県可児市に本社を構える株式会社トイファクトリーが、日本家族のために開発した新型キャンピングカー「gioia(ジョイア)」が、2025年1月31日より販売開始される。このモデルは、FIAT Professionalが提供する「DUCATO(デュカト)」をベースに、乗車人数5名、就寝人数5名を実現したファミリー向けの特徴をもつ。特に注目すべきは、その広々とした居住空間と快適さだ。
家族全員が快適に旅行できるスペース
「gioia」は、家族全員が笑顔で過ごせるように設計されている。全長5,410mm、全幅2,100mm、全高2,525mmのサイズを持ち、室内高は1,850mm。これにより、家族5人が快適に乗車し、就寝できるレイアウトになっている。特に、常設リヤベッドは、L1,865mm×W1,550mmの広さを誇り、大人3名が就寝可能だ。
さらに、セカンドシートを展開してフロアベッドを形成すれば、L1,910mm×W1,200mmのスペースで大人2名が寝ることができ、オプションの追加マットを使用することで、さらなる快適さが得られる。これにより、最大5名が一緒に旅を楽しむことができる。
日本の家族を想定した新しいアプローチ
従来のデュカトベースのキャンピングカーは、欧州スタイルのレイアウトが主流で、一部のモデルは2名用であった。しかし、日本のファミリーをターゲットにした「gioia」は、ハイエースベースのキャンピングカーを製造するトイファクトリーが培った技術とアイデアを駆使して開発された。これにより、家族全員が快適に過ごせる空間が実現されたのだ。
選べる内装デザイン
「gioia」の内装は2種類のデザインから選ぶことができる。すっきりとした白の家具に木目やクスミグリーンを組み合わせた【ホワイトグリーン】と、自然な明るさが魅力の【ナチュラルウッド】の2つの選択肢がある。内装の選択肢の存在は、個々のライフスタイルに合わせたカスタマイズが可能な点で魅力だ。
さまざまな装備が充実
このモデルは、トイファクトリー独自の技術により、安全性や快適性を追求した充実した装備が施されている。トイファクトリーオリジナルの高断熱施工、アクリルウィンドウ、十分なサイズのシンクや冷凍冷蔵庫を備え、旅行時の利便性が考慮されている。
また、オプションとして家庭用エアコンやFFヒーター、大型ルーフベンチレーターなども用意されており、季節を問わず快適な旅が楽しめる設計となっている。
まとめ
トイファクトリーの新型キャンピングカー「gioia」は、家族旅行をより快適に楽しむために誕生した一台だ。広々とした居住空間と多彩な設備は、旅行をより特別なものにしてくれることだろう。2025年1月31日の発売が待ち遠しい。