未来をつくる人へ
2025-11-05 14:16:32

IMAGICA GROUPの90周年行事「Future Talks」 東京国際映画祭と連携して

IMAGICA GROUPの創業90周年記念イベントの舞台「Future Talks」



2025年10月31日、東京ミッドタウン日比谷で「Future Talks by IMAGICA GROUP ~90年の感謝とともに、未来をつくる人へ~」が開催されました。このイベントは、IMAGICA GROUPがその90周年を祝うもので、東京国際映画祭と連携して行われ、多くの映像業界関係者や学生が参加しました。

この特別セッションは、映像制作の過去を振り返りながら、未来に向けた新たな可能性を探るための貴重な場となりました。イベントは4つのセッションに分かれており、それぞれ映画監督やアニメーション制作に関わる方々が講演を行い、参加者との対話が展開されました。

セッションの内容



1st Session: 「Director’s Dialogue」


このセッションには、著名な映画監督・三池崇史氏が登壇し、国際映画祭の役割や映画の作家性について語りました。特に、学生からの質問に対しては、自身の映画制作におけるモチベーションやAI技術との関わりについても言及しました。観客は、彼の幅広い作品世界を形成する要素についてのInsightsを得ることができました。

2nd Session: 「Animating Dialogue」


続くこのセッションでは、木下麦監督とユージン監督が参加し、自身の手掛けたアニメーション作品について語り、創作活動について参加者と意見を交わしました。具体的には、自らの制作環境や物語構成のプロセス、アニメ作品においてアナログとデジタルをいかに使いこなすかについて話が及びました。

3rd Session: 「AI CREATION」


このセッションでは、AI技術の利用がアニメ制作に与える影響について四倉達夫氏と張鑫氏が詳細に説明しました。特に、ANIMINSプロジェクトの進捗や、生成AIを用いた技術のデモが行われ、多くの参加者が興味深く耳を傾けていました。AI技術がもたらす新しいクリエイティブな可能性に対する期待が感じられました。

4th Session: 「TECH-FUSION」


最後のセッションでは、ガンダムシリーズの新作『機動戦士 Gundam GQuuuuuuX』について、色表現や制作の新たな取り組みが紹介されました。小形尚弘氏からは作品のカラーについての詳細が語られ、特に色管理の流れやグレーディング技術についての具体的な事例も詳述されました。

参加者の感想


約420名の参加者が集まったこのイベントは、映像業界の未来について活発な意見交換を促進しました。IMAGICA GROUPが過去90年を振り返りながら、新しい時代に向けた対話を通じて、映像制作の深化と進化を見つめる時間を共有できたことは、大変重要な意味を持つものでした。

IMAGICA GROUPは、これからも革新的な映像制作のフロンティアを開拓し続けます。訪れるすべての人々に「驚きと感動」を与える映像技術を通じて、文化と表現の可能性を広げていくことでしょう。今後の活動にもぜひご期待ください。

イベント情報


  • - 日時: 2025年10月31日(金)13:00~19:00
  • - 会場: 東京ミッドタウン日比谷6F BASEQ HALL1
  • - 参加費: 無料(要事前申込)
  • - 主催: IMAGICA GROUP
  • - 特設サイト: IMAGICA GROUP 90周年特設サイト

このイベントを機に、多くの人々が映像の未来について新たな視点を持ち、未来の可能性に目を向ける契機となったことでしょう。


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