WEリーグ、託児施設を全クラブに設置
日本女子プロサッカーリーグ(WEリーグ)は、今期より全クラブの試合会場に託児施設を設ける取り組みを始めました。この施策は、プロリーグとして国内初の試みであり、小さなお子様がいる家庭に配慮したものです。これにより、子育て中の親たちがサッカー観戦を気軽に楽しめる環境が整いました。
託児施設の意義
WEリーグの目指すものは、誰もが気軽にサッカーを楽しめる社会の実現です。小さなお子様を持つ保護者がスタジアムに足を運びやすくするため、託児施設の設置が参入基準として採用されました。このような取り組みは、試合観戦を楽しむファンやサポーターだけでなく、出産後に復帰する選手やスタッフ、さらには試合を支えるスタッフやレフェリーなど、WEリーグに関わるすべての方々へのサポートとなります。
託児施設では、観戦中のお子様を安心して預けることができるため、保護者は心おきなくサッカーの応援に集中できます。10月4日(土)、この施設が利用可能な機会が訪れます。
10月4日の試合と託児サービスの詳細
ちふれASエルフェン埼玉
試合日程: 2025/26 SOMPO WEリーグ第9節
対戦: ちふれASエルフェン埼玉 vs マイナビ仙台
キックオフ: 14:00
場所: 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
ちふれASエルフェン埼玉の託児施設は、先着7組限定で、1BOXに最大5名までお子様を預けることができます。利用には、エルフェンフレンズクラブ会員証または子育て支援カードが必要です。特別割引料金で提供され、通常の利用料金は8,000円ですが、特別価格の5,000円で利用可能です。対象年齢は3歳から6歳までで、2歳以下の子どもは保護者同伴での利用が求められます。
日テレ・東京ヴェルディベレーザ
試合日程: 2025/26 SOMPO WEリーグ第9節
対戦: 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs サンフレッチェ広島レジーナ
キックオフ: 15:00
場所: 味の素フィールド西が丘
日テレ・東京ヴェルディベレーザでも託児サービスが用意されており、こちらは3ヵ月から5歳のお子様を対象としています。定員は先着2名で、利用料金は2,000円です。お預かりの時間は試合開始1時間前から試合終了後30分までとなっています。募集は9月29日(月)の12時まで行われています。
家族で楽しむサッカー観戦の新しい形
WEリーグの託児施設は、家族で楽しい時間を過ごしながら、サッカー観戦を楽しむ新しいスタイルを提供します。小さなお子様がいると試合観戦が難しいと感じるかもしれませんが、この取り組みにより、安心して観戦できる環境が整備されます。お子様と一緒にスタジアムでの感動を共有し、サッカーの魅力を存分に味わってください。