新たなゲーム開発の幕開け、Sideが示す未来像とは

Sideの誕生

2025年3月3日、ロサンゼルスにて、PTWが新たなブランド「Side」にリブランドされることが発表されました。この再ブランド化は、1518 Studios、Ghostpunch Games、PTW、そしてSIDEといったブランドが一つに統合されるもので、ゲーム業界における新しいスタンダードの確立を目指しています。Sideは、パートナーと共に（side-by-side）最先端のソリューションを提供する姿勢を強調しています。

新しいブランドの核にあるもの

Sideの新たなアイデンティティには、テクノロジーと人間のアイデアの融合が組み込まれています。これにより、全事業部門の強みを活かしつつ、顧客とプレイヤーに満足していただける多様なサービスを提供することが可能になります。この流れは、Ghostpunch Gamesの買収や、新たなスタジオ設立、運営の拡張を経て実現したものです。

現在、Sideは世界15か国にわたり、40以上のスタジオを展開しており、共同開発、アート制作、オーディオ制作、品質保証、ローカリゼーションなど、様々なサービスを提供しています。これにより、さらに顧客の期待に応えるための体制が整ったのです。

スタッフの熱意

CEOのDeborah Kirkham氏は、これまで長年にわたり一丸となってビジネスを展開してきた経験を踏まえ、全スタッフが同じブランドのもとで協力できる喜びを語っています。新ブランドでは、世界中のパートナーの成功を支援し、独自のニーズに応える創造的な解決策を提供していく方針です。

また、最高収益責任者のKaley Hurst氏も、クライアント志向を企業文化の根幹に掲げ、顧客の立場に立ってともに歩む姿勢を表明。これまでの事業成長を象徴するリブランドであり、今後の発展に向けた戦略でもあるとのことです。

イベント出展での新たな挑戦

Sideは、2025年3月19日から21日までサンフランシスコで開催されるGame Developers Conference（GDC）に出展予定です。ブース番号はS1548。新ブランドの発表と共に、Sideが提供するゲーム開発サービスの詳細を展示する予定です。

Sideの履歴と未来

Sideは、1994年に日本でスタートしたゲーム開発・サービス専門の企業です。現在、北米、ヨーロッパ、南米、アジアに拠点を持ち、150カ国の大手ゲーム開発会社に対し、アート制作やプレイヤーサポート、ローカライズなど様々なサービスを提供しています。

今後もSideは、グローバルパートナーとの連携を強化し、最先端のサービスを提供し続けることで、ゲーム開発の未来を切り開いていくことでしょう。