日本人が英語を話せない2大理由を徹底分析
10月10日(金)、ABEMAで放送された『しくじり先生俺みたいになるな!!』の中で、お笑いコンビ・オードリーの春日俊彰が特別授業を行い、なぜ日本人が英語を話せないのかというテーマについて深く掘り下げました。この授業を通じて、春日先生は日本の英語教育の歴史や現状を分析し、特に重視すべき2つのポイントを強調しました。
ここで春日先生が最初に言及したのは、「日本人の英語力」はアジアの中で最も低いという事実。彼はこの背景には様々な要因が存在していると考えています。授業の冒頭で「英語が話せないと生きていけない時代が来る」と明言し、訪日外国人客数のデータや上場企業の英語使用率を提示。英語の重要性を痛感させました。
特に授業の中で春日が挙げた日本人が英語を話せない理由は次の通りです。
1. 学校の英語教育
春日先生は、文教大学の阿野幸一教授の監修のもと、1980年代から1990年代にかけての英語教育が如何に不適切であったのかを解説。文法や単語中心の教育が行われたため、正しい文法を意識するあまり、質の高い会話ができず、英語を話すことへの苦手意識が生まれたと分析しました。さらに、これらの教育は主に受験やテスト対策のために行われるものであり、その結果、英語を話す目的が曖昧であることが問題だと指摘しました。
2. テレビにおける英語の扱い
もう一つの要因として春日先生が指摘したのは、1990年代のテレビ番組における英語の扱いでした。特に英語の発音を笑いに変える文化が広がり、真剣に英語を話すことが少なくなってしまったとのこと。春日先生は、ルー大柴を例に挙げ、当時のテレビで「英語を使った笑い」の形成が英語への抵抗感を生み出したと語りました。生徒たちはこの見解に対し「彼はギャグ要素が強すぎた」と口々に反論し、スタジオは笑いに包まれました。
さらに、春日先生は「Japanese+English=Japanglish(ジャパングリッシュ)」という言葉が広まり、それが誤解を生む可能性についても言及。具体的な例を挙げて、英語がそのまま通じない場合があることを示しました。
最後に、岸谷蘭丸が登壇し、彼の母親が歌った曲の英語の歌詞について質問が飛び交いました。岸谷は「『M』が誰なのかが気になっている」と回答。これに対し春日先生が「それは日本人全員が思っていること」と返すと、若林も「俺たちも気を使ってる」とコメントし、スタジオは再び笑いに包まれました。全体として、番組は日本人が直面する英語の壁を面白おかしく、そして深く掘り下げる内容でした。本編は配信から7日間、無料で視聴可能ですので、ぜひご覧ください。