秋葉原のメイドカフェで護身術訓練が実施されました

2025年4月7日、秋葉原のメイドカフェ「あっとほぉーむカフェ」において、万世橋警察署と連携した不審者対応訓練が行われました。本訓練は、来店される「ご主人様・お嬢様」の安全を守るため、メイドたちが不審者への初期対応や避難誘導の手順を学ぶ目的で実施されました。

不審者対応訓練の概要

この訓練では、泥酔した不審者が店舗内に侵入したという想定の下、メイドたちが実際の業務制服を着用し、リアルな状況で対応を練習しました。スタッフは速やかに110番に通報し、警察による制圧が行われるまでの流れを経験しました。また、お客様を安全に避難させるための手順も実践しました。

訓練後には万世橋警察署の署長から講評が行われ、参加者は今後の対応力を向上させるための貴重なアドバイスを受けました。署長は、「自分の命を守る意識を常に持って欲しい」といったメッセージを伝え、参加者たちに高い意識を持たせる重要性を強調しました。

メイドたちの護身術体験

参加したメイドたちは護身術の基礎講習にも参加し、自身の身を守るためのスキルを身につける時間を持ちました。彼女たちは「不審者に手をつかまれた場合の対処法」を学び、自己防衛の意識を強化しました。

訓練の意義と期待

この訓練は、従業員の危機対応力向上だけでなく、警察との連携体制を強化する狙いもあります。近年の観光客の増加に伴い、安全への意識が求められる中、あっとほぉーむカフェは地域の安全対策の一環として、こうした訓練を継続的に行っています。

メイドのレジェンド、hitomiさんは、「訓練を通じて自分自身だけでなく、お客様をも守る責任を再認識しました」とコメントし、訓練内容は今後もチームで共有し、引き続き安全対策を徹底していきたいとの意向を示しました。

インフィニアの代表取締役、深沢孝樹氏も「安心してご主人様・お嬢様が帰ってこれる場所を提供するために、今後も地域との連携を強化していく」との意気込みを語りました。