好相性のポートランド・クラシック、楽しむ日本勢の挑戦
2023年、日本の女子ゴルフ界が注目する「ザ・スタンダード・ポートランド・クラシック」の開催が間近に迫っています。この大会は、1972年から行われており、メジャー大会を除けば最も長い歴史を誇るもの。その舞台となるコロンビア・エッジウォーターCCは、1925年にオープンした由緒あるコースで、樹齢を重ねた木々がホールをセパレート。選手たちに高度なマネジメントを要求します。
日本勢はこの大会で数々の好成績を残しており、1986年には岡本綾子が優勝、さらに2010年には宮里藍、2012年には宮里美香がその名を刻んでいます。特に、今年は竹田麗央、岩井明愛、岩井千怜、勝みなみ、渋野日向子など計9名が出場する予定です。また、この大会はWOWOWにて連日生中継される他、『日本人選手専用カメラ』のライブ配信も行われる予定です。
選手たちの意気込み
大会を前に選手たちは、それぞれの準備や意気込みについて語っています。まずは竹田麗央選手。全英AIG女子オープンからの1週間を「知り合いとLAで過ごし、野球観戦も楽しんだ」と振り返ります。「コースのグリーンは柔らかいが、スピードがある。短いパー5でのバーディ獲得がカギ」と意気込んでいます。
岩井明愛選手は「フェアウェイもグリーンも美しい」とコースの印象を絶賛し、「ショットとパットがキーポイントになる」と分析。自身の調子についても「良い感じ」と自己評価し、さらなる好成績を目指します。
次に岩井千怜選手は、「ドッグレッグや厄介なラフが印象的。特にパー5のセカンドショットが勝負」と語ります。「リカバリーをしっかり行い、バーディを狙いたい」と意気込んでいます。
勝みなみ選手も「日本で多くの人と会い、リフレッシュしてきた」と言い、新たな気持ちで挑むことを約束。彼女もまた「バーディをどれだけ取れるかが勝負」と気合を入れています。
コースの特徴と戦略
ポートランドCCは、毎年スコアが伸びるコースで知られています。今年もその傾向が続くと見られています。特に短いパー5やバーディを狙えるホールが多いことが、高得点につながる要因です。選手たちはそのために、ティーショットやアプローチショットのマネジメントを重要視しています。
「パー5でしっかりバーディを取ってリズムを掴みたい」と語る選手が多い中、各ホールの特性に応じた戦略を立てる必要があります。緩やかな起伏のフェアウェイや、厳しいラフに対するアプローチが、選手たちにさらなるプレッシャーを与えています。
LIVE配信の魅力
WOWOWの生中継に加え、『日本人選手専用カメラ』が話題を呼ぶ中、ファンの皆さんにとっても見逃せない大会となること間違いなしです。選手たちのパフォーマンスを間近で観察し、自分のお気に入り選手を応援する貴重な機会をお楽しみください。
今週末、留意すべき点は名勝負が繰り広げられ、選手同士の意地と意地のぶつかり合いが見所となることでしょう。全選手がこの大舞台で結果を出し、自己ベストを尽くす姿は、必見です。ゴルフファンの皆様、ぜひWOWOWをご覧ください!