日本ポップス史の全貌を知るための決定版!
11月10日に発売された新刊『日本ポップス史1966-2023あの音楽家の何がすごかったのか』が、たった1週間で増刷されることが決まりました。著者のスージー鈴木さんは、30人以上の音楽家たちの業績を通じて、日本ポップスの歴史を描き出したこの作品が、多くの読者に支持されていることを大変喜ばしく思っています。
売れ行き好調の理由
本書は、日本のロック、フォーク、ニューミュージックなど様々なジャンルを網羅した内容となっており、特定のアーティストだけでなく、音楽の全体像を理解するための重要な「設計図」として位置づけられています。スージー鈴木さんは、「推し」以外の音楽を知るきっかけになれば嬉しいと述べており、音楽の歴史を学ぶことを通じて、多様な音楽体験ができることを期待しています。
特に、2025年11月12日付の朝日新聞に広告が掲載された後、Amazonや楽天ブックスでの売上はさらに伸び、ランキングでも上位をキープしています。この成功は、音楽業界の関係者やファンにとっても大変嬉しいニュースです。
スージー鈴木の思い
スージー鈴木さんは、自身の音楽への情熱を語りつつ、ポップ音楽の成り立ちにおいて「平和」がいかに重要であるかを強調しています。彼女の視点から、日本の音楽シーンが如何に変化してきたのかを知ることができ、その背景を辿る事ができるのは、本書の大きな魅力のひとつです。
充実の内容
本書の構成は非常に興味深く、時代ごとに様々な著名な音楽家たちを取り上げています。たとえば、序章では1972年の吉田拓郎をスタートにし、第1章では1966年から1979年のアーティストたちを紹介。第2章では1980年から1994年までの音楽家たち、そして第3章では2016年から2023年の新世代のアーティストたちに至るまで、広範な内容が盛り込まれています。
特に、著者が特別公開した第3章の「2018年の米津玄師」では、米津の前後で日本の音楽がどのように変化したのかが深掘りされています。このように、作品のテーマ性だけでなく、その時代性や大衆性もきちんと捕捉した内容は、読者にとって新たな発見の連続です。
試し読みと購入情報
本書の「はじめに」と「序章1972年の吉田拓郎」は既に試し読みとして公開されており、実際の文章に触れてから購入を検討することができます。興味のある方はぜひ試してみてください。書籍はNHK出版から刊行され、現在も多くの書店およびECサイトで取り扱われています。
まとめ
『日本ポップス史1966-2023あの音楽家の何がすごかったのか』は、ただの音楽の歴史書ではなく、音楽家たちの業績を通じて、日本の音楽シーンの変遷を知るための貴重な資料です。興味を持っている方は、是非手に取ってみてはいかがでしょうか。スージー鈴木さんの情熱が詰まったこの本を読むことで、あなたの音楽体験がさらに豊かになることでしょう。