雨穴著作『変な絵』が海を越えた大ヒット！各国で高評価のスケッチミステリー

世界が注目するミリオンセラー『変な絵』

雨穴のスケッチミステリー『変な絵』が、2025年1月16日に文庫版として発売され、大きな話題を呼んでいます。この作品はすでに160万部以上を売り上げ、30カ国での出版が決定しているミリオンセラーです。各大型書店でのランキングでも1位を獲得し、特に紀伊国屋書店やTSUTAYAなどでは日別、週間のベストセラーに名を連ねています。

2025年1月14日から20日まで、TSUTAYAでの文庫ベストセラー第1位を含め、紀伊國屋書店ではオール週別ベストセラー文庫ジャンル第1位を獲得しました。これらのデータが示す通り、読者の関心は高まる一方で、発売から1か月以上が経った今でもその勢いは衰えていません。

海外メディアからの反響

『変な絵』の好調な売れ行きは国内にとどまらず、海外メディアからも注目されています。アメリカの「ワシントンポスト」や「AP通信」をはじめ、イギリスの「The Guardian」「The Telegraph」、フランスの「Nouvel Obs」、スペインの「EL MUNDO」にまで取り上げられ、著者の雨穴へのインタビュー依頼が殺到しています。彼の作品が世界中の読者に広がる兆しを見せており、日本だけでなく、各国の書店でも大規模な展開が進められています。

特にフランスでは、大手書店のFNACから「今月の本」に選出されるという偉業が達成されました。これは雨穴が「世界のUKETSU」としての地位を確立する上で、大きな意味を持つ出来事です。これまで多くのメディアに取り上げられ、作品の認知度が一気に上昇しました。

物語の魅力と新作収録

『変な絵』の魅力はその独特のストーリーにあります。オカルトサークルに所属する佐々木が、後輩から紹介されたブログには不気味なメッセージと共に投稿された9枚の奇妙な絵が掲載されています。それぞれの絵には緊迫した真実が隠されており、その謎が解けたときに全ての事件がつながるという構成が、読者を最後まで引き込む要因となっています。

巻末には、雨穴が特別に書き下ろした続編『続・変な絵』と、現実と虚構の狭間を旅するクリエイター集団・第四境界による「ナゾ解きゲーム」が収録されています。物語の主要人物である優太が父母からの手紙を手に入れ、真相を解明していく様子は、物語をより一層魅力的に彩っています。