TBSグループが提供する生活習慣セミナー
2025年7月15日、TBS厚生会が主催するオンラインセミナーが開催され、TBSグループの従業員を対象に重要な生活習慣についての情報が共有されました。このセミナーは、「子どもを願うすべての人に寄り添い、幸せな人生を歩める社会をつくる」というビジョンを掲げる株式会社ファミワンが提供したもので、視聴者にとっての健康やライフスタイルの改善を目的としています。
セミナーの背景と目的
TBSグループ内の福利厚生サービス「ファミワン」は、2021年10月から新たに導入され、従業員が健康と妊活について気軽に相談できる環境を整えることを目指しています。TBS厚生会に所属する従業員は、約5000人。彼らの健康意識を高めるため、様々な活動が行われ、その一環として今回のセミナーが主催されました。
セミナー内容のハイライト
本セミナーでは、心と体の健康が人生の可能性を広げる可能性について話し合われました。講師には不妊症看護認定看護師の西岡有可氏が登壇し、プレコンセプションケアについて詳しく解説。特に、「やせ型隠れ肥満」といった現代特有の健康リスクや、生活習慣の重要性が強調されました。
スライドを使用しながら、日常生活の中で見逃しがちな生活習慣の改善方法や、将来の選択肢を広げるための具体的な準備の仕方も紹介。年齢や性別を問わず、すべての従業員が今後の健康と幸せを考える契機となるような内容に仕上げられました。
福利厚生サービス「ファミワン」の特徴
ファミワンは、組織全体の健康を促進するために組織風土の改善と、個々の従業員へのサポートの両方を提供します。オンラインでの健康相談を通じて、忙しい従業員でも隙間時間に専門家への相談が可能。これは、心理的な安全性を確保しつつ、従業員満足度を向上させるための仕組みです。特に、社外の専門家によるアドバイスは匿名で受けられるため、多くの人々が気軽に相談しやすくなります。
また、女性の健康課題への配慮も見逃せません。約7割の女性従業員が、職場で理解やサポートを必要としていることが調査から分かっています。管理職や同僚たちが正しい知識を持ち、サポートし合うことで、より多くの人に健康的なライフスタイルを促すことができます。
実績と今後の展望
ファミワンは、2018年から法人向けの福利厚生プログラムを開始し、多くの企業や自治体に導入されています。TBSやSONY、ANAなど、日本を代表する企業も対象に豊富な経験を持つファミワン。今後も、様々な企業に向けて、健康経営や女性活躍支援を進めていくことでしょう。特に、妊活に関する知識普及に力を入れ、未来の選択肢を広げるサポートを続けていきます。
このような活動によって、従業員一人ひとりが自身の健康と向き合い、より良いライフスタイルを追求する社会を実現していくことが期待されています。生活習慣の見直しは、個人の未来にも大きな影響を与えます。そして、このような取り組みが広がっていくことで、TBSグループ内外の健康意識がさらに高まることを願っています。