HYBEが2026年第1四半期の決算を発表
HYBEは4月29日、2026年度第1四半期の連結決算を発表しました。発表によれば、今四半期は75兆円に迫る売上高6983億ウォン(約750億円)を記録し、これは第1四半期として過去最高を更新したことになります。前年同期と比較しても、なんと40%の増加を見せた結果に驚かされます。
音楽業界を牽引するBTSの影響
HYBEの業績を大きく押し上げたのは、BTSの5th Album『ARIRANG』です。このアルバムは発売初日に398万枚という記録的な販売数を達成しました。また、Luminateによると、LP盤も週間で208,000枚が売れ、1991年以降のグループ最多の週間販売を記録しました。さらに、ビルボードの「ビルボード200」では、韓国人アーティスト初の3週連続1位という偉業を成し遂げ、タイトル曲「SWIM」は「Hot 100」での1位も獲得しました。これらの成果が業績に大きく貢献しています。
新人アーティストの成長も見逃せない
HYBEのエンターテインメント戦略は、新人アーティストたちの躍進にも支えられています。ENHYPENは7th Mini Album『THE SIN : VANISH』で4回目のダブルミリオンセラーを達成し、KATSEYEはSpotifyの月間リスナー数が3200万人を超えました。CORTISのデビューEPも過去最高の販売記録を樹立し、K-POP界の成長を再認識させてくれます。
多岐にわたる売上部門の成長
HYBEの業績は音楽部門だけでなく、商品販売やライセンス、コンテンツ、ファンクラブなど多岐にわたります。間接販売による売上は2947億ウォン(約320億円)で、前年同期比66%増加しました。特にMD・ライセンス部門ではBTSの公式ライトスティックやHYBE MUSIC GROUPの関連商品が好調を見せています。また、ファンクラブ部門もBTSのワールドツアー公演の影響で急激に伸びています。
グローバルファンと共に成長するWeverse
HYBEが運営するグローバルファンプラットフォーム「Weverse」は、月間アクティブユーザー数が1337万人にまで増え、サービスが開始されて以来最高の成績を記録しました。ファンとの交流を通じて、HYBEのブランドもさらに強化されています。
利益と将来の展望
HYBEの調整後営業利益は585億ウォン(約63億円)であり、営業利益率は8.4%です。しかし、筆頭株主が2,550億ウォンという私財を従業員報酬に充てたことが影響し、会計上は赤字となりました。この額は現金の流出が伴わないものの、会計基準では一過性の費用として認識されています。
今後の展望としては、第2四半期から多くのアーティストたちのアルバム発表と共に活動が本格化し、さらなる業績向上が期待されています。特に、BTSのワールドツアー関連の成果が、今後の売上や利益に大きく寄与することでしょう。
HYBEの今後の展開から目が離せません。