Sound Oneがもたらす走行評価の新時代
株式会社Sound Oneは、走行評価や異音調査の分野において、現場での課題を一気に解決する新しいアプリをリリースしました。新しく提供されたiPhoneアプリ「Sound One Recorder Ver.5」とWebアプリ「Sound One Ver.15」により、データの収集から解析までのプロセスが格段にスムーズになりました。
現場課題を一瞬で把握
走行中に発生する音の変化や速度変動について、どの地点で何が起きたのか、瞬時に確認できるようになります。現場で音が変化した時に、その時の速度やGフォースの動きも記録されることで、迅速な原因究明が可能です。これらはすべてiPhoneとWebアプリを介してスムーズに行え、関係者間での情報共有も容易になります。
Sound One Recorder Ver.5の特長
Sound One Recorderは、走行時のさまざまなデータを一元的に可視化するための車載レコーダーアプリです。映像にはスピードメーターとGフォースメーターが重ね合わされ、減速時や旋回時の挙動を直感的に捉えることができます。特に、トンネル進入や夜間走行などでの露出自動調整機能があり、映像の視認性が高まるため、明るさの変化にも対応。さらに、スマートフォンの設置角度を案内するアライメントガイドが存在し、加速度や姿勢情報の精度向上を助けます。
Webアプリ Sound One Ver.15の強み
Webアプリでは、走行ルートを示す「軌跡マップ」に、映像や速度・加速度情報を同期表示する機能が新たに加わりました。利用者は最大4ウィンドウを自由に配置でき、映像モニターや音質分析など、異なる情報を同時に観察することで、NVH評価を行うことができます。各ウィンドウで時間カーソルが常に同期しているため、発生した事象の前後関係を見逃すこともありません。
スマートな記録と分析体験
iPhoneで収録したデータはそのままWebアプリにアップロードするだけで、一瞬で同期再生や比較が可能です。これによって、従来の手作業によるデータ移行が不要になり、収録から共有、解析、合意までのサイクルが格段に効率化されます。現場で変化が生じた際には、スピードメーターとGフォースメーターがリアルタイムでその状態を可視化します。
無料オンラインセミナーのご案内
これを記念して、オンラインセミナー「Sound One Recorder 活用のご提案【モビリティ編】」が開催されます。実際の活用ポイントを凝縮して紹介し、参加者がこの新機能をどう活かせるかを深く探ります。
- - 日時: 2025年10月30日(木) 14:00〜14:30
- - プレゼンター: 後藤 泰宏(Sound One)
- - ナビゲーター: 楠美 貴大(Sound One)
- - 定員: 100名
- - 参加費: 無料
参加方法
詳細は公式サイトから申し込み可能です。興味のある方はぜひご参加を。
Sound One公式サイトでアプリを今すぐダウンロードし、新しい走行評価体験を楽しんでみてください! iOS26に関しては現在、対応版の公開を待っている状況です。
このように、Sound Oneの新アプリは、現場のニーズに応えるだけでなく、モビリティ開発の生産性向上にも寄与することでしょう。これからの走行評価の手法がどのように変わっていくのか、今後が楽しみですね。