障がい者サッカーの未来を築く取り組み
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟(JIFF)は、2026年6月1日より「社会実装アドバイザリーボード」を設置することを発表しました。この新たなボードは、障がい者サッカーの未来を見据えた活動を支援するために構築されました。また、ボードメンバーとして選任された専門家たちは、各自の知見を活かし、サッカーを通じた共生社会の実現に向けた議論を深めていきます。
設立10周年の背景
JIFFは2026年に設立10周年を迎え、これまでの活動を振り返る良い機会となっています。障がい者サッカーは、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)が2014年に掲げた「JFAグラスルーツ宣言」を契機に、サッカー ファミリーの一員として位置づけられ、JIFFは2016年に設立以来、障がい者の皆さんがサッカーを通じて社会に参加できる機会を創出してきました。
2024年にはサッカー界が横断的に発表した「アクセス・フォー・オール宣言」に基づき、より多様な人々がサッカーにアクセスできる環境を整備するための努力を続けています。アクセスの改善は障がい者サッカーにとってだけでなく、日本に住む全ての人々が楽しめるスポーツ環境を作る上でも重要です。
社会実装アドバイザリーボードの設置
次の10年に向けて、JIFFはサッカーの枠を越えて「ともに働く、学ぶ、暮らす」をテーマにした社会実装への取り組みの強化を計画しています。この新しいボードは、多角的な視点からの論点整理と組織の意思決定を支援することを目的としています。ボードメンバーには、様々な分野で活躍される専門家が名を連ねています。
ボードメンバーの紹介
日本女子体育大学の教授であり、株式会社スポーツファシリティ研究所の代表も務める。体育学の専門家として、多様な観点からサッカーとスポーツの発展を提案。
一般財団法人社会変革推進財団のインパクトオフィサーとして、社会的な変革を促進するプロジェクトに関わる。事業部長として、障がい者サッカーの発展に寄与。
法律家としてNPO向けの支援に従事。障がい者や社会的少数派の権利保護に力を入れており、法律の面からサポート。
桐蔭横浜大学大学院の教授としてスポーツ科学を教え、障がい者サッカー連盟の理事も務める専門家。スポーツを通じた教育の重要性を訴える。
共生社会を目指して
今後もJIFFは、さまざまな関係者と連携しながら、サッカーを通じた共生社会の実現に向けた取り組みを推進していきます。障がい者サッカーに対する理解と支援を広め、全ての人々が平等にスポーツを楽しむことができる環境を築くための活動は、これからの日本社会にとって欠かせないものといえるでしょう。
一般社団法人日本障がい者サッカー連盟は、障がい者がサッカーを楽しむためのさまざまな支援を行う団体であり、そのネットワークを広げ、社会全体での共生の実現に向けた努力は、今後のスポーツ界に大きな影響を与えることでしょう。私たち一人一人がその動きに注目し、応援することが求められています。