オイレスのCRM導入
2025-09-11 12:23:05

オイレス工業が「Zoho CRM」を導入し営業力強化を図る

オイレス工業が「Zoho CRM」を導入し営業力強化を図る



オイルレスベアリングのリーディングカンパニーであるオイレス工業株式会社は、この度、国内外の営業拠点において業務効率を向上させる目的で、顧客関係管理(CRM)ツール「Zoho CRM」を導入しました。この取り組みは、営業力の強化とその結果、より一層の顧客満足度向上を目指すものです。

導入の背景



オイレス工業では、これまで顧客や案件情報をExcelで管理してきましたが、情報が各担当者に散在しているため、過去の活動履歴が蓄積されずに属人化が進むという問題を抱えていました。また、国内外の営業拠点間での情報共有が不十分で、月次レポートに限られていたため、リアルタイムに状況を把握することが困難でした。このような状況は、戦略的な営業活動や拠点間の連携の妨げとなっていました。

「Zoho CRM」の選定理由



2023年より本格的なCRMの選定を開始し、いくつかの製品を比較した結果、オイレス工業は「Zoho CRM」を採用することを決定しました。この決断には、55以上のZoho アプリケーションとの連携による将来的な活用の柔軟性と、日本語による手厚いサポートが大きな要因となっています。さらに、スモールスタートから始められるため、事業の成長に応じたシステムの拡張も期待できる点が、コストパフォーマンスに優れた選択肢として評価されました。

営業業務への影響



現在、オイレス工業は国内5拠点、海外5拠点(中国、アメリカ、タイ、インド、ドイツ)の営業部門において、「Zoho CRM」とデータ分析ツール「Zoho Analytics」を活用しています。「見込み」「引合い」「量産中」という製造業特有の3段階パイプラインを構築した結果、複雑な案件の進捗を視覚的に把握できるようになりました。このことで、担当者が不在の場合でも、過去の経緯をすぐに確認し、スムーズな顧客対応が可能になっています。また、自動通知機能を利用して納期や重要タスクの管理も行い、納期遵守を徹底することにも成功しています。

意識改革と組織力向上



「Zoho Analytics」によって個人目標や予実が可視化され、管理職は「数字を意識する文化が根付いてきた」と実感するほど、組織全体に前向きな意識変化が起きています。これにより、全社員が同じ目標に向けて努力する文化が醸成され、組織力が向上する効果が見込まれています。

ゾーホーのサポート



ゾーホージャパンは、今後もオイレス工業の成長をサポートし続け、さらなる組織力の強化に貢献していく方針です。

ゾーホーについて



「Zoho」は、CRM以外にも営業やマーケティング、顧客サポート、会計といった多岐にわたる業務をサポートする55以上のアプリケーションを提供する、世界的なソフトウェア企業です。特に、情報の機密性を重視し、ユーザーのデータ保護に注力しています。

このように、オイレス工業の「Zoho CRM」の導入は、営業活動の効率化を促進し、相互の情報連携を強化することで、未来のビジネス展開を支える重要な一手となることでしょう。


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