「Japan VCC 2025」開催
2025-09-17 15:36:24

自動車サイバーセキュリティの未来を切り開く「Japan VCC 2025」が開催

自動車サイバーセキュリティの未来を切り開く「Japan VCC 2025」



VicOne株式会社が主催する「Japan VCC (Vehicle Cybersecurity Competition) 2025」が、2025年10月3日に東京都内にて開催されます。本大会は、自動車のサイバーセキュリティに特化した世界最大級のコンテストで、実践型CTF(Capture the Flag)形式で行われます。

VicOneの最高経営責任者(CEO)であるマックス・チェン氏は「自動車産業はサイバーセキュリティ人材が不足している現状にあり、既存の車両を守りながらも新しい技術に対応する必要がある」と述べ、次世代のスキルを育成する重要性を強調しています。これに応じて、経済産業省の担当者が登壇し、安全・安心なモビリティ社会の実現に向けた取り組みを語る予定です。

開催概要



「Japan VCC 2025」では、参加者がさまざまな自動車サイバーセキュリティの課題に挑戦し、実践的なスキルを向上させる機会を提供します。競技内容には、自動車関連の問題が含まれ、特にハードウェア関連の問題までカバーされています。大会には、以下のような様々なチームが参加します:
  • - 「Global VCC 2025」の日本上位入賞者チーム
  • - 自動車業界の企業チーム
  • - 学生チーム

また、特に学生向けには「学生参加枠」を設けており、大学院、大学、短期大学、高等専門学校、専門学校から応募を受け付けています。これにより、幅広い参加者からの応募を期待し、自動車サイバーセキュリティのプロフェッショナルを育成するための基盤を築いています。

イベントの流れ



2025年10月3日のイベントは、午前9時から始まります。以下のプログラムが予定されています:
  • - 開会式
  • - 競技(自動車サイバーセキュリティに関する15問)
  • - 表彰式
  • - 懇親会(参加者と自動車関連団体関係者が交流する場)

競技の結果に応じて、副賞が用意されており、1位には20万円、2位には10万円、3位には5万円が贈られます。賞金の受け取り方法としては、現金またはAmazonギフト券から選べるため、参加者にとっても魅力的です。

Global VCC 2025との連動



今年の開催を控え、VicOneは「Global VCC 2025」という国際大会を、8月22日から9月1日の間にオンラインで行い、約500名が参加しました。この大会では、実際の攻防シナリオを通じて、参加者が最新の攻撃手法と防御策を学ぶ機会も提供されました。具体的なトピックには、悪意のあるファームウェアの防御や、ECUから車両全体への攻撃の理解といった内容がありました。

VicOneの使命



VicOneは、自動車業界のためにサイバーセキュリティソリューションを提供するリーディングカンパニーであり、トレンドマイクロの子会社として30年以上の技術を支えています。また、国が推進する人材育成に寄与するため、全自動車関連企業や教育機関と連携し、安全でスマートな車両の実現に向けた取り組みを続けています。

今後、自動車サイバーセキュリティはますます重要性を増す中で、「Japan VCC 2025」はその未来を切り開く重要なステップとなるでしょう。ぜひ関心のある方は、特設サイトからの参加申し込みをお待ちしております。

特設サイト: Japan VCC 2025


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