舞台『リトルアーモリー THE STAGE ―銃声は、遠雷に重なる―』の詳細
2026年秋、プラモデルシリーズ『リトルアーモリー』が舞台化されることが発表され、多くのファンの期待を集めています。この舞台は、リアルな銃火器を再現する同シリーズの魅力を活かし、舞台ならではの臨場感と迫力を加えて物語を描きます。
『リトルアーモリー』とは?
『リトルアーモリー』は、2014年にトミーテックから発売された1/12スケールのリアルなプラモデルシリーズです。銃火器を中心に約200種を展開し、各商品のパッケージには多彩なイラストレーターによる素晴らしいアートが施されています。このビジュアルは、単なる模型にとどまらず、キャラクターとしての命を与えられ、ノベルやコミック、グッズなど幅広いメディア展開へと発展しています。
物語の舞台は、戦時下の現代日本。銃を手にした女子高生たちが、日常と非日常の狭間で葛藤し、成長していく姿を描く“武装JK青春群像劇”として、多くの感動を呼んでいます。
舞台の製作陣
脚本と演出は、数々の舞台作品を手がけてきた松多壱岱が担当。彼は『Cutie Honey Emotional』や『舞台 ヨルハ』シリーズなど、エンタテイメント性が高い作品でその名を知られています。特に彼の演出は、物語の内容に深みを持たせ、観客に強い印象を与えることで定評があります。彼はこの舞台においても、少女たちの内に秘めたドラマとリアリティある銃器との共存を見事に表現することが期待されています。
また、左近若葉役として声優をつとめる星守紗凪さんと、豊崎恵那役の東城咲耶子さんが、舞台版でも同じ役で出演することが決定しています。二人の演技によって、キャラクターたちの魅力が一層引き立つことでしょう。
コメント & 期待感
原作を手がける株式会社トミーテックの最上雅博氏は、模型のパッケージから始まった物語が、舞台化されることの喜びを語っています。「銃を手に任務をこなす女子高生たちの葛藤や絆を“目の前で”体感できるのが舞台の魅力です」とコメントし、観客に新たな体験を提供できることを強調しました。
松多氏も「リアリティのある銃器と、少女たちの成長を、観客の五感に響くよう描きたい」と熱意を持って語っており、期待が高まります。
左近役の星守紗凪さんは、「ミリタリーと殺陣が大好き」と舞台化を喜び、ファンに対しての期待感を呼びかけています。豊崎恵那役の東城咲耶子さんも、舞台化に対し「今からとても楽しみ」と述べ、クライマックスに向けて心構えを決めています。
公演詳細
舞台『リトルアーモリー THE STAGE ―銃声は、遠雷に重なる―』は、2026年9月の開催が予定されています。上演劇場は六行会ホール。公式サイトやSNSを通じて、さらなる詳細が発表される予定ですので、ぜひこまめにチェックしてみてください。
この舞台は、リアルミリタリーと青春ドラマが交錯する新時代のエンターテイメントとして、多くの期待を集めています。各キャストや制作陣の想いがどのように舞台化され、観客に届けられるのか、今から楽しみですね。