ランナーの94.6%が実感!ランニングによる幸福度向上とその魅力
株式会社アールビーズが実施した調査によれば、全国のランナーの94.6%が「ランニングによって幸福度がアップした」と回答しています。この調査は、アールビーズが創立50周年を迎えるにあたり、全国のランナーを対象に行われました。今回の結果は、フィジカルな効果だけでなく、メンタル面やコミュニティとのつながりが幸福度を支える要因として重要であることを示しています。
調査結果の概要
調査に参加したのは、12,142名のランナー。彼らの94.6%が「大いに上がった」または「やや上がった」と回答しました。この結果は、身体だけでなく、メンタルヘルスや社会的なつながりが重要な役割を果たしていることを裏付けています。特に、フィジカルな健康向上に加えて、ストレス解消や自己肯定感の向上も大きな要因とされています。
例えば、ランニングを通じて「人との繋がり」を得たと感じるランナーも多く、普段は一人で走ることが多い中で、仲間との交流を通じて幸福を感じていることが伺えます。
旅ランへの関心
さらに、調査結果からは「旅ラン」への高い関心も浮かび上がっています。41.3%のランナーが「旅行や観光と組み合わせて走りたい」と回答し、これは秋のマラソンシーズンや年末年始の旅行におけるアクティビティとしてのランニングの可能性を示唆しています。今後、ランナーたちの楽しみ方がより多様化し、旅とランニングのコンビネーションが新たなトレンドとなるかもしれません。
幸福度の源泉
調査では、幸福度を向上させる要因として、「体力の向上」や「ストレス解消」といったフィジカル面の効果が多く挙げられていますが、それに加えて「自己肯定感の向上」「人との繋がり」「目標達成の喜び」などのメンタル面に関する意見も多く寄せられました。特に、女性ランナーの中でこの効果を高く実感している割合が高いことも興味深い点です。
スペシャリストの視点
この調査結果について、文化心理学の専門家である内田由紀子教授は「走ることは、身体の変化を実感しやすく、努力に対するフィードバックを得やすい活動」と語り、さらに自然とのかかわりや他者からの応援が幸福感を生む理由を指摘しています。身体、自然、他者との「つながり」が幸福感を高める要素であると考えられています。
有名人インタビュー
さらに、アールビーズの50周年特別号では、俳優の光石研さんや井上咲楽さん、お笑いタレントの庄司智春さんへのインタビューも掲載予定です。彼らも各々の立場でランニングの魅力について語り、自己流の楽しみ方を提案しています。光石さんは「楽しく走ること」の大切さを語り、井上さんは「走ることが日常の一部」としての習慣化を説明し、庄司さんは「気持ちが後ろ向きな日でも一歩踏み出すこと」が重要だと述べています。
未来への展望
アールビーズは、これからもランニングを通じて人と人、心と社会をつなぐ文化づくりを進めていきます。「My Run, My Peace〜わたしのペース、わたしのピース。〜」というスローガンのもと、さまざまなプロジェクトを展開していくことを発表しました。これからのランナーたちの幸福度のさらなる向上に期待が高まります。