TuneCore Japanが歌詞配信サービス「LyricFind」への登録を開始！

TuneCore Japanが歌詞サービス「LyricFind」へのリンクを開始

音楽配信の新しい潮流に乗る中、チューンコアジャパン株式会社が2023年10月に発表した最新ニュースに注目が集まっています。これまでの音楽配信に加え、世界的な歌詞配信サービス「LyricFind」への歌詞登録が本日からスタートしたのです。この取り組みは、音楽アーティストやクリエイターにとって、特に注目すべき意味を持っています。

「LyricFind」とは？

「LyricFind」は2004年に設立された信頼性の高い歌詞配信サービスで、YouTube MusicやGoogleといった世界中の主要プラットフォームに歌詞を提供しています。現在、1,000万曲以上の楽曲の歌詞が同サービスを通じて世界中のリスナーに楽しまれています。これにより、楽曲に付随する歌詞が容易にアクセス可能となり、多様なリスナーが楽しめる環境が整っているのです。

TuneCore Japanの強み

音楽デジタルディストリビューションのパイオニアであるTuneCore Japanは、アーティスト自身が作成した楽曲を利用して世界185ヶ国以上の配信ストアで販売することを可能にしています。2012年の日本サービス開始以来、同社は711億円以上の還元額をアーティストに提供し、国内外の音楽クリエイターに広く支持されています。

歌詞の配信が広がることでの利点

今回の新サービスの導入によって、TuneCore Japanのユーザーは音楽配信と同時に多様なストアへ歌詞を一括して送信することが可能になります。具体的には、Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、Amazon Musicなど、数多くのストアで歌詞が配信されることとなり、これによりアーティストは自身の楽曲がより広範囲に浸透することを期待できます。

その中でも特に注目されるのは、YouTube MusicやDEEZERだけでなく、Google検索結果にまで歌詞が表示される点です。これにより、リスナーが曲を聴きながら歌詞を確認することができるため、楽曲への理解や親しみが深まることでしょう。

注意点と今後の展望

ただし、すべてのストアで歌詞が100%反映されることが保証されているわけではなく、配信ストアの仕様によっては、反映されないケースも存在します。そのため、アーティストは事前にこの点について理解しておくことが重要です。

TuneCore Japanは今後も新しい機能やサービスを追加し続け、アーティストの活動を支援し、音楽の楽しさを広めることを目指しています。音楽制作を行うクリエイターにとって、この新たな機会はまさに待望のものと言えるでしょう。音楽の配信と同時に、歌詞もリスナーに届ける手段が増えたことで、アーティストの表現の幅がさらに広がることが予想されます。