万博での新たな体験
2025-05-12 11:34:33

大阪・関西万博で「おもてなしガイド」が新機能を展開!多言語コミュニケーションをサポート

大阪・関西万博で進化した「おもてなしガイド」を体験しよう



2025年に開催予定の「大阪・関西万博」。その一環として、ヤマハ株式会社が開発した「おもてなしガイド」が登場し、訪問者に新しい体験を提供しています。特に注目されるのが、経済産業省が主催する「福島復興展示」で、音のユニバーサルデザインを目指したこのサービスが新たな機能を追加した点です。

新機能「通訳キャラクター」の魅力



「おもてなしガイド」の新機能「通訳キャラクター」は、多言語翻訳技術とキャラクターを組み合わせて、来場者同士およびスタッフとの円滑なコミュニケーションを促進します。インターネット接続なしで機能するため、屋内外を問わず幅広い環境で利用可能です。例えば、スクリーンに映し出されたキャラクターが通訳を行い、言語の壁を乗り越えた会話を可能にします。

イベント会場や展示ブースだけでなく、商業施設や公共交通機関でも活用されるこの技術は、キャラクターを音声通訳役として使用するだけでなく、テキスト表示によるサポートも行います。今後はさらなる機能拡張も視野に入れているそうです。

キャラクターのラインアップ



展示では、VOCALOID™のキャラクターである「ZOLA Project」や「galaco(ギャラ子)」が通訳者として登場します。これらのキャラクターは、生き生きとした表情と身振りを交えながら、観客と異言語使用者とのコミュニケーションを助けます。この新機能の導入は今回が初めてであり、参加者からは期待が寄せられています。

ステージプログラムでの活用



経済産業省主催のステージプログラムでも「おもてなしガイド」が使用され、登壇者のトーク内容をリアルタイムで翻訳し、外国人や聴覚障害者の参加を支援します。これにより、展示の情報がより広範に発信され、被災地の復興支援への架け橋ともなっています。福島県の方々の想いをより効果的に伝える手段として、様々な工夫が施されています。

万博全体での採用



「おもてなしガイド」は、万博全体でも利用されます。水上ショー「アオと夜の虹のパレード」や三菱未来館、PASONA NATUREVERSEなど、さまざまなパビリオンで導入され、来場者はスマートフォンを通じて簡単に多言語の音声ガイドを楽しむことができます。特に無償で提供されるこのサービスは、外国人や聴覚に障害を持つ方々にとって大変大きな意味を持つでしょう。

音のユニバーサルデザインを目指して



ヤマハは、これまで様々な音のユニバーサルデザイン化を推進してきました。この「おもてなしガイド」は、その一環として多言語対応の必要性を踏まえた取り組みの集大成とも言えます。2024年度に向けて、さらに多くの機能や情報発信手法が検討されてゆくでしょう。

結論



大阪・関西万博での「おもてなしガイド」および新機能「通訳キャラクター」は、単なる翻訳ツールを超えて、異なる目線や感情を持つ人々を結びつける架け橋となります。これにより、より多くの人々が福島の魅力を感じ、理解を深める機会が提供されます。この取り組みは、復興の願いを込めた新しい形のコミュニケーションの可能性を示唆しています。


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