日本陸上競技選手権混成大会が迫る！頂点の選手たちが集結

日本陸上競技選手権大会・混成競技開催迫る！

2025年7月12日（土）から13日（日）にかけて、岐阜県で「第109回日本陸上競技選手権大会・混成競技」が開催される。この大会は、東京2025世界陸上競技選手権大会の選考会も兼ねているため、注目の選手が多数エントリーしている。

注目のエントリー選手

男子十種競技には、前回大会での2位入賞者、さらにクミ2025アジア選手権大会で銅メダルを獲得した奥田啓祐（ウィザス）が参戦。さらに、過去にオリンピック出場歴のある右代啓祐（国士舘クラブ）が日本記録保持者として注目されている。その他にも、杭州2022アジア競技大会での4位入賞を誇る田上駿（東京陸協）など、日本のトップデカスリートが総集結する。

女子七種競技には、昨年の優勝者である熱田心（岡山陸協）や、前回大会5位の大玉華鈴（日体大SMG）がエントリーしており、こちらも見逃せない。

キング・オブ・アスリートを賭けた戦い

大会のメインイベントとなるのは「キング・オブ・アスリート」「クイーン・オブ・アスリート」の座をかけた熾烈な戦いである。この混成競技は、スプリントや投擲、跳躍の複数の種目から成り、選手はその合計得点で順位を決定する。男子は十種目を、女子は七種目を行い、非常に過酷な競技に挑む。各競技でのパフォーマンスが順位に直結するため、選手たちの戦略と体力管理が鍵となる。

混成競技のルールとは？

混成競技の詳細なルールは、各競技の合計得点で順位がつけられるシステムで、男子の場合は2日間にわたり十種目が行われる。1日目には100ｍ走、走幅跳、砲丸投、走高跳、400mを行い、2日目には110ｍハードル、円盤投、棒高跳、やり投、1500mが待ち受けている。女子競技は1日目に100ｍハードル、走高跳、砲丸投、200mを実施し、2日目には走幅跳、やり投、800mが行われる。これらの過酷な競技を乗り越えた者が「キング」「クイーン」と称され、陸上界での名声を得ることとなる。