荘司ゆう選手、名古屋城で堂々の優勝を飾る
2025年6月14日と15日、歴史ある名古屋城の二之丸広場で開催された「CHIMERA A-SIDE BMX FLATLAND BATTLE 2025 二之陣」で、荘司ゆう選手が優勝しました。この大会は、BMX・フラットランドにおける一大イベントで、数多くのトップライダーが参加。荘司選手は、前回の大会での悔しさを胸に、新たな技に取り組み、見事にその成果を発揮しました。
大会は、クラス分けされており、「U16」、「OPEN LOW」、「MASTERS」、「WOMEN」、「OPEN HI」の5つのカテゴリーがあります。その中でも「OPEN HI」は特に競争が激しいクラスで、世界王者が参戦することで知られています。荘司選手は、このクラスにおいて、独自のバトル形式で競い合いました。
荘司選手は2002年生まれ、千葉県出身の若手BMXライダーです。10歳の時にBMXを始め、その魅力に惹かれて以降、さまざまな大会での活躍を続けてきました。2022年にはフランスで開催されたFISE MONTPELLIERという世界大会で準優勝を果たし、2023年にはその記録を上回る初優勝も達成しました。さらに、同年8月のUCI WORLD CHAMPIONSHIPSでは、各国の代表選手との激しい戦いを制してさらなる名声を獲得しました。
荘司選手の活躍は、BMX業界だけでなく、日本のスポーツ界全体にとっても明るいニュースです。彼はこの大会に出場する前も、フランスの大会で素晴らしい結果を残しており、その勢いをそのままに、名古屋城でも優勝を果たしました。このような成績が認められ、第72回日本スポーツ賞も受賞するなど、まさに今、彼が注目の的となる理由が分かります。
彼のInstagramアカウント(
@yushoji_bmx)でも、これまでの練習や大会の様子が公開されており、多くのファンに支持されています。荘司選手は、新技を決められなかった前回の悔しさをバネに、見事に優勝を手にしたことについて次のようにコメントしています。
「CHIMERA A-SIDEで優勝できました! 前回は新しい技が決まらず、自分なりに悔しい思いをしましたが、今回はその技を決めることができ、本当に嬉しいです。」
この大会での成功を受けて、今後のさらなる挑戦への意気込みも語っています。
「来月には全国大会が控えているので、また気持ちを新たに練習に励みたいと思います。」
荘司選手の思いを受け、彼を支えるスポンサーである株式会社ビーズインターナショナルは、アパレルブランドも展開しながらストリートカルチャーやアクティブなライフスタイルを提案しています。アーバンスポーツの振興に力を注ぎ、これからも若手アスリートたちが活躍できる場を提供していくことでしょう。
今回の荘司選手の優勝を機に、BMX・フラットランドという競技が今後さらに発展し、多くの人々に愛されることを期待しています。