エジプトの舞台で舞う小暮柚香の魅力
2025年8月8日、品川のきゅりあんにて開催される「バレエアンサンブルガラ2025・東京公演」に、エジプト・カイロ国立バレエ団に所属する日本人ダンサー、小暮柚香さんが登場します。日本国内外で広がる彼女の足跡と、エジプトのバレエ文化における役割に迫ります。
小暮柚香プロフィール
小暮柚香さんは神奈川県横浜市出身で、5歳からバレエをスタートしました。東京バレエ学校で基礎を磨いた後、様々な国内外の舞台で輝かしい経験を積んでいます。特に2018年にはイギリスのエルムハースト・バレエ・スクールからサマースカラシップを受賞し、晴れてアッパースクールに進学。ここでR.A.D.資格やTrinity Collegeのダンスディプロマを取得し、2021年に卒業。エジプト・カイロ国立バレエ団と契約し、その後はソリストとして多彩な役に挑んでいます。
エジプト・カイロ国立バレエ団の誇り
1958年に創設されたエジプト・カイロ国立バレエ団は、クラシックバレエの枠を超えた独自の芸術性を持っています。具体的には、エジプトの古代神話をテーマにした創作作品を舞台にするなど、クラシックの技術と地域文化を見事に融合させています。現在も政府が運営するギーザ高等バレエ学院と連携し、新たな才能を育成し、国際交流にも積極的な活動を行っています。
小暮さんのバレエキャリア
カイロでは、彼女は「ジゼル」や「コッペリア」、「白鳥の湖」などの有名作品で多くの役割を演じてきました。特に、昨年の大阪公演では「ラ・バヤデール」に出演し、注目を奪いました。”太鼓の踊り”を見事に舞い、観客の心を掴んだのです。彼女のダンスは技術力だけでなく、エモーショナルな表現でも観客を惹きつけ、今後の活躍が期待されています。
公演に向けての意気込み
今回の「バレエアンサンブルガラ2025」では、彼女は再び日本の舞台に戻ってきます。公演は、エジプトの文化と伝統を反映させた新たな挑戦になります。「分かりやすいものを表現しつつ、エジプトの文化を感じてもらえるようなダンスをしたい」とコメント。彼女の表現力は一層深まり、期待は高まるばかりです。
公演詳細
- - 公演日: 2025年8月8日(金)
- - 会場: きゅりあん(品川区立総合区民会館)
- - 内容:
- 第1部: バレエガラコンサート - 日本国内外で活躍するプロバレエダンサー達の饗宴
- 第2部: 「シンデレラ」より抜粋 - プロバレエダンサーと未来のプロダンサーの共演
これからも小暮柚香さんの活躍を見守りつつ、エジプト・カイロ国立バレエ団の魅力も多くの人に届けていきたいと思います。彼女の舞台を、ぜひお見逃しなく!