新時代の物流を切り開く技術
物流業界が抱える課題は多岐にわたり、特に人手不足や業務効率化が重要なテーマとされています。そんな中、株式会社eve autonomyが提供する屋外対応の無人搬送サービス「eve auto」が、注目を集めています。今年4月にインテックス大阪で開催される「第6回 関西物流展」にて、岡谷鋼機株式会社と共同で初出展するこのサービスは、まさに最新の自動運搬技術を駆使したソリューションです。
「繋ぐ」をテーマにした展示
ブースでは、「繋ぐ」をコンセプトにした各種展示が行われる予定です。具体的には、自動運転車両である「eve auto」と、関連デバイス「eve auto connect」を結びつけたデモンストレーションが実施されるほか、ITAGEが提供するシミュレーションソフト「Emulate3D」による仮想空間での検証も行われます。さらには、NTT東日本が供給する第5世代移動通信システム「ギガらく5G」を活用したローカル5Gソリューションも紹介され、工場全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速させる手助けをします。
セミナーでの情報発信
会期初日の4月9日(水)には、セールス&マーケティング部の部長である龍健太郎氏が、「敷地内搬送を変革する自動運転ソリューション」というタイトルのセミナーで、自動運転による搬送の未来像を語ります。具体的には、フォークリフトやトラックを用いた従来の搬送業務の無駄を削減し、より安全で効率的な物流を実現する方法について詳しく説明する予定です。実際の導入事例を基にした解説も予定しており、参加者には成功のポイントや課題克服のヒントが得られることでしょう。
展示製品に注目
出展される製品には、屋外でも自動搬送が可能な「eve auto」が含まれます。このサービスは、高い走破性を誇るEVカートと、最先端の自動運転技術を兼ね備えた無人搬送車両を中心に構成されています。また、アフターサポートや自動運転保険など、ユーザーが必要とする要素をすべてまとめてサブスクリプションサービスとして提供。これにより、工場や倉庫の屋内で普及が進んでいるAGV(自動誘導車)では対応できなかった屋外の自動搬送が、実現可能となります。
シミュレーションの力
ITAGEが提供する3Dシミュレーションソフト「Emulate3D」は、効率的な物流の実現を目指す企業にとって強力なツールとなります。運用アイデアを具体化し、現場の問題点を発見・改善することができ、業務改善を促進します。このシミュレーターを活用することで、倉庫や工場の稼働率を向上させながら、コスト削減や分析スピードの向上を実現することが可能です。
地域におけるコラボレーション
「eve auto」は、地域の企業や自治体と協力し、自社の敷地内で自社専用のローカル5Gを構築する「ギガらく5G」を利用することで、より効率的で効果的な運用をサポート。また、このシステムは免許で守られた電波を使用するため、高速で安定した通信が実現でき、物流業界に革命をもたらすことが期待されています。
岡谷鋼機の役割
岡谷鋼機株式会社は、「ものづくりに貢献するグローバル最適調達パートナー」としての役割を果たしながら、製造や物流、建設分野におけるDX推進を進めています。こうした企業が注目する自動運搬技術は、さらに多くの業界に影響を与えるでしょう。これからも変わり続ける物流業界において、eveの技術がどのように進化していくのか、目が離せません。
イベント概要
会期:2025年4月9日(水)~11日(金)
会場:インテックス大阪(ブース:B6-71)
入場料:無料(事前登録制)
公式サイト:
KANSAI LOGIX 2025
この機会にぜひ足を運び、最新の技術を体験してください。