ヨーロッパ屈指のインクルーシブ劇団「Hijinx」が初上陸
2025年10月、ウェールズ政府の文化交流事業「日本におけるウェールズ年」に合わせて、著名なインクルーシブ劇団Hijinxが日本にはじめてやってきます。プロジェクトの一環として、東京・港区にある障害保健福祉センター「ヒューマンぷらざ」で公演ワークショップが開催され、参加者は多様な身体性や感覚を持つ仲間たちと一緒に、即興的な表現を探求する機会を得ます。特別に、参加者はBen Pettitt-Wade芸術監督の創作メソッドを直接学ぶ貴重な時間を楽しむことができます。
Hijinxとは
Hijinxは、自閉症や学習障害を持つアーティストを中心に革新的な舞台作品を手がけることで知られており、数々の高評価を受けてきたネットワークを持っています。彼らの代表作『Meet Fred』は、エディンバラ・フリンジ・フェスティバルなどで5つ星の評価を獲得し、日本では、鳥の演劇祭において初めての公演が行われる予定です。この公演に先立ち、ワークショップでの共同創作体験は、参加者にとって特別な体験となるでしょう。
ワークショップの詳細
イベント当日は、パラリンピック開会式で話題になったSLOW CIRCUSのパフォーマーたちが参加し、身体表現や演劇ゲームを通じて「表現の楽しさ」を学びます。参加者は、年齢や障害に関係なく、自由に表現できる環境の中で、安心して自分を解放できるでしょう。そして、参加後にはHijinxの活動紹介とQ&Aセッションも用意されており、障害保健福祉センターのイベントとしても注目を集めること間違いなしです。
参加条件と申し込み方法
ワークショップには定員があり、運動に制限のない18歳から70歳までの方が対象です。応募者が定員を超える場合、港区内に在住・在勤・在学の方が優先されますので、早めの応募をお勧めします。参加費は無料で、日英の通訳や手話通訳のサービスも提供されます。申し込みはSLOW CIRCUSの公式サイトから可能で、問い合わせは直接連絡して確認できます。
まとめ
ウェールズの文化を微細に体験できるこのワークショップは、すべての人々が自分の可能性を探索する場です。障害を持つ人々と共に生きる社会を形成するためにも、インクルーシブなエクスプレッションの大切さを学べる絶好の機会となるでしょう。興味のある方は、ぜひ申し込んで新しい交流の場を体験してください。