SDV時代を見据える地域トピック案内アプリ『Bashow』
株式会社Bashow(本社:東京都中央区)は、地域トピック案内アプリ『Bashow』の実証を発表しました。自動車産業が、SDV(Software Defined Vehicle)化の波にのり、車載アプリによる新たな価値の創出が期待されています。Bashowは、約800万件の豊富なデータをもとに、地域の情報を利用して利用者に音声で案内する新しいサービス形態を築こうとしています。
実証の背景
近年、自動車とモビリティ産業ではSDVの重要性が認識され、企業が単独ではなく異業種と連携することによって、新しい価値を創出することが求められるようになりました。特に海外では、多様な車載アプリの開発が進んでいますが、日本においても移動体験を向上させる手段として異業種連携が急務です。
Bashowは、運転中の人々に周囲のトピックをリアルタイムで提供することを目指しています。短い音声で、地元のお店の人気商品や歴史的なスポットの情報を知らせる仕組みで、今後はクルマの中でも利用できるように進化させていく方針です。
実証の内容
『Bashow』では、NTTタウンページが運営するWebサイト「iタウンページデータベース」を活用しています。このデータベースは、日本全国の506万を超える事業所情報を網羅しており、非常に高いカバー率を誇ります。Bashowはこの情報をもとに、地域トピックを創出します。
具体的には、地域内の店舗で人気の商品や、近くにある神社の歴史などを、アプリの利用者に音声で届けます。この手法により、移動中に手軽に地元の情報を得ることができ、より豊かな移動体験が提供されるのです。
Bashowの将来展望
株式会社Bashowは、SDV時代に適したインフォテインメントの発展を目指し、アプリのサービス品質向上を図っていく考えです。この実証を通じて、Bashowのアプリが如何にユーザーのニーズに応えることができるかを検証する予定です。
また、若いスタートアップであるBashowは、大手自動車関連企業や東京大学の教授をアドバイザーに迎え、事業開発を進めています。クルマのユーザーに新しい体験を提供するサービスとして、今後の発展が非常に楽しみです。
さらなる情報
Bashowの詳細に関しては、公式サイトやソーシャルメディアを通じて最新情報を確認できます。ぜひBashowを使って、新しい移動の楽しみ方を体験してみてください。
今後のモビリティの進化に目が離せません。