Bashow、プレAラウンドで1億8000万円を調達し車載アプリ市場に挑む！

Bashow、プレAラウンドで新たな資金調達を実施

2025年6月11日、株式会社Bashowは総額1億8000万円の資金を調達しました。この資金調達は、TPR株式会社及び株式会社アルバクロスが運営するアルバクロス1号投資事業有限責任組合によるもので、J-KISS型新株予約権を引受先として運用されました。

車載アプリ市場に向けた先駆け

Bashowは、2030年代に20兆円規模に成長する可能性のある車載アプリ市場に対し、その基盤システム構築を目指しています。現在は、車載アプリの先駆けとなるサービスをスマホアプリとして運用し、移動中のユーザーに周辺地域のトピックを音声で案内することで、地域の魅力を知ってもらうことを目指しています。このサービスは、デジタルコンテンツを通じて価値ある移動体験を提供し、ユーザーの行動範囲を広げる手助けをしています。

資金調達の意義

今回の資金調達によって、Bashowはトピック案内サービスの品質向上とユーザー基盤の拡大を図る方針です。多様なパートナーとの連携を強化し、より多くの興味深いトピックを創出することや、案内タイミングの精密化に取り組む予定です。また、現在の運用エリアを、日本の大都市圏まで拡大することを目指し、社内体制の強化も着実に進めています。

現在の運用エリア

現状、Bashowのサービスはさいたま市や静岡県の一部地域、横浜市にて運用されています。これらの地域では、2024年度に各自治体から公的な支援を受けての運用が開始されています。今後はサービス提供範囲を広げ、より多くの方々にこのユニークな移動体験を提供することを目指しています。

出資者の期待

TPR株式会社の鮎沢紀昭様は、Bashowへの二度目の出資に対して、自動車分野でのソフトウェアの重要性が増す中で同社の取り組みが新たな価値を生むことを期待しています。また、株式会社アルバクロスの鈴木亮太様は、Bashowのサービスの可能性や、チームの実行力に高い評価をしています。自動運転が普及する未来において、Bashowの取り組みが車室内での価値向上に貢献することを期待しています。