『ALKOO by NAVITIME』と健康促進の新たな協業の展望

ヘルスケアの新たな一歩：『ALKOO by NAVITIME』と日本ウオーキング協会の連携

ウォーキングアプリ『ALKOO by NAVITIME』を発表した株式会社ナビタイムジャパンと、一般社団法人日本ウオーキング協会が合同で健康促進活動を展開しています。両団体は、全国の自治体や企業と協力し、健康寿命の延伸と医療費削減を目指したプログラムを共同で推進することで合意しました。

現状の課題

近年、健康促進策の一環としてウォーキングアプリが多く利用されていますが、実際にはその利用者数は自治体住民のほんの一部にとどまっています。主な課題として挙げられるのは、

- 単なる歩数カウントやコース情報の提供では、継続的な利用を促すには不十分であること。
- ポイント制度は長続きせず、すぐに飽きられる傾向があること。
- スマートフォンの操作に不安を感じるユーザーへのサポートが不足していることです。

これらの問題を解決するために、両団体は連携の力を借り、新しいアプローチを導入することにしました。

連携の目的と展望

この協業では、ウォーキングアプリ『ALKOO by NAVITIME』が提供する機能に加え、地域でのウォーキングイベントや健康リーダーの育成を行います。ユーザーにとって身近で楽しいウォーキングコミュニティを形成することが狙いです。

本プログラムは、単なるデジタルツールの提供にとどまらず、実際の「リアルな場」での展開を重視しています。具体的には、参加者が楽しめるウォーキングイベントの開催を視野に入れています。これには、例えば、全国各地で計画されているウォーキング大会への『ALKOO by NAVITIME』を活用したアプリウォークの導入があります。アプリ内で大会情報やコース情報を提供し、参加者はその情報をもとにウォークラリーを楽しむことができるのです。

健康促進プログラムの実施

さらに、自治体や企業が求める健康促進プログラムの提案も行います。歩数ランキングイベントや総合戦略に基づく健康イベントを実施することで、参加者のモチベーションを高め、日々の運動習慣の定着を促します。

『ALKOO by NAVITIME』は、2014年にリリースされて以来、様々なウォーキング機能を持つアプリとして多くのユーザーに利用されています。自動計測される歩数や移動距離、消費カロリーをもとに、自分の活動を振り返りながら健康を意識した生活が実現可能です。また、社内イベントの開催パッケージや地域のウォーキングコース紹介も行うことで、自治体や企業の健康促進活動を支援しています。

未来への展望

このように、今後の展開には非常に意義深い計画が盛り込まれています。2025年から、『ALKOO by NAVITIME』を活用したアプリウォークによって特定のウォーキング大会が開催され、参加者は情報をもとに新しい形のウォーキングイベントを体験することができます。デジタルとリアルの融合による、新たな健康推進の可能性が広がっています。