日本一へ向けた新たな挑戦
東京大学アメリカンフットボール部「WARRIORS」は、関東学生1部リーグで唯一国立大学として活躍し、他大学と力を競っています。特に注目すべきは、その選手層の異色さ。なんと、その約90%が未経験者です。にもかかわらず、2025年シーズンでは名門の慶應義塾大学や立教大学に勝利し、関東TOP8リーグで4位に輝きました。これは非常に驚異的な結果で、一般的なイメージに反するかもしれませんが、このチームの成功の秘訣は「学生主体の組織力」にあります。
組織力の強化を目的とした研修
今年で5回目を迎えるこの研修では、選手やスタッフの垣根を越えた70名以上の部員が参加し、リーダーシップやチームの目的に正面から向き合う2日間が設けられています。「なぜ自分がこのチームで戦うのか」や「なぜ東大で日本一を目指すのか」などの問いを通じて、個々の想いやビジョンを明確にし、チーム全体の目的意識を高めます。これにより、自発的に考え行動する「リーダー」としての意識が育まれるのです。
アメフト部と多様な運営スタッフの連携
WARRIORSの組織は、選手だけでなく、マネジャーやトレーナー、マーケティング、システムエンジニアといった複数の部門で構成されています。これらの専門スタッフは、各自の持つ知識や技術を持ち寄ることでチームのパフォーマンスを最大限に引き出します。また、各部門が互いに連携し合うことは、勝利への重要な一歩です。この研修では、部門を超えた交流の場が設けられ、「日本一」という共通の目的のために、互いの本音を語り合う機会が与えられます。
実績ある講師の指導 一枚岩の組織を目指して
今回の研修では、アチーブメント株式会社の高木謙治氏が講師をつとめます。彼自身もアメフトの経験を持ち、社会人リーグでのプレーを経て、組織運営や指導において高い実績を上げています。高木氏は「自分の強みをどう発揮するか」が組織力を高めるカギであるとし、そのメッセージをもとに、チームが一丸となって勝利を目指す思考法を伝えてくれます。彼の豊富な経験と具体的な手法は、選手たちにとって貴重な学びとなることでしょう。
研修の概要
この研修は、2月21日(土)から22日(日)に開催され、場所は新宿のビジョンセンターです。研修内容にはリーダーシップを学ぶ体験型ワークや、選手一人ひとりが自身の想いをプレゼンテーションする時間も盛り込まれています。これらの活動を通して、選手とスタッフは連携を深め、アメフト界の頂点に立つための準備を進めます。
結び
東京大学アメフト部WARRIORSは、未経験者が大多数を占める中で、その組織力を武器に日本一を目指しています。この研修が彼らの成長と成功のステップとなることは間違いなく、やがて訪れるその時を心待ちにしています。