渋谷慶一郎のオペラ
2026-01-09 18:14:51

革新と伝統が交錯する渋谷慶一郎のアンドロイド・オペラ「MIRROR」

渋谷慶一郎 アンドロイド・オペラ「MIRROR」- Deconstruction and Rebirth -



2026年5月16日(土)、大阪のフェスティバルホールにおいて、渋谷慶一郎が手掛けるアンドロイド・オペラ「MIRROR」が初めて開催されます。この独自のオペラは、世界の舞台でも大きな評価を受けており、ドバイ万博やパリ・シャトレ座といった国際的な場でも上演されてきました。

人間と機械の接点を探る



このオペラのテーマは「人間と機械はどこまで交わることができるか?」です。AIを搭載したアンドロイドが歌い上げ、生のオーケストラやピアノ、電子音、さらには1200年の歴史を持つ仏教音楽などが融合する様子は、伝統と革新、さらには生と死を横断する体験を提供します。

舞台の中心には、渋谷の故妻マリアをモデルにした「アンドロイド・マリア」が登場。このアンドロイドは、最新の技術に基づいて設計され、演奏中に即興で歌うことも可能です。アンドロイド・プログラミングを担当するのは有名なコンピュータ音楽家、今井慎太郎です。

豪華なキャストと魅力的な映像



この公演には、渋谷慶一郎自身がピアノやエレクトロニクスを担当し、大阪フィルハーモニー交響楽団がゲストとして参加します。特に、ゲストコンサートマスターの成田達輝が存在感を放つことでしょう。また、高野山の僧侶による声明も加わり、音楽の深みを一層引き立てます。

さらに映像演出は、フランス館の芸術監督を務めたビジュアルアーティストのジュスティーヌ・エマールが手掛けます。彼女の作品は、オペラ全体にあたたかみと厚みを与えること間違いなしです。

公演の詳細



この待望の公演は、2026年5月16日(土)の午後2時から行われ、チケットは全席指定で、価格はSS席15,000円から始まります。一般発売は2026年の1月24日、プレイガイドでは公式サイトやチケットぴあ等で購入可能です。

この公演は、朝日新聞文化財団や関西テレビ放送といった著名な団体が主催しており、その注目度は抜群です。

渋谷慶一郎の創作の軌跡



渋谷慶一郎は1973年に東京に生まれ、東京藝術大学作曲科を卒業後、2002年に音楽レーベル「ATAK」を設立しました。彼の作品は、先鋭的な電子音楽からオペラ、映画音楽、そしてサウンドインスタレーションにわたり、多岐にわたっています。

「MIRROR」は彼のアンドロイド・オペラの集大成であり、2020年には映画「ミッドナイトスワン」の音楽を担当し、日本映画批評家大賞を受賞するなど、注目を集めてきました。

アンドロイド・マリアの魅力



「アンドロイド・マリア」は、渋谷の10年にわたる研究と開発の成果です。自由な身体性と豊かな表現力を持つこのアンドロイドは、53の関節を動かしながら滑らかに動くことができます。

また、内蔵のカメラとマイクにより、人間との対話が可能で、まるで生きているかのように即興で反応することができます。しかも、彼女の顔は渋谷の妻マリアがモデルになっており、彼女の美しさを見事に再現しています。

「MIRROR」は、まさに人間と機械、伝統と革新を繋ぐ新たなメディアの誕生を告げる作品です。オペラの開始が待ち遠しいですね。


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