シェイクスピア×ロック
2025-06-05 13:50:51

シェイクスピアとロックが融合!『あの夏の夜の夢』上演情報

演劇の新たな試み、シェイクスピア×ロックの融合



2023年7月、東京都吉祥寺の老舗ライブハウスで開催される演劇イベント『あの夏の夜の夢』は、シェイクスピアの名作を基にした新たな形の表現を追求しています。この公演は、演劇ユニットキングスメンとメタル系ロックバンドFURUCHANSがコラボレーションし、全く新しい体験を提供するものです。開催日は7月18日(木)と19日(金)、チケットは現在販売中で、早めの購入をお勧めします。

演劇ユニットキングスメンは、シェイクスピア作品に特化した団体であり、これまで『マクベス』や『ロミオとジュリエット』などの古典を斬新に演出してきました。今回の公演では、主演に平澤智之と高村絵里が登場し、彼らの卓越した演技と深い解釈が期待されます。演出を担当する篁エリ(高村絵里の役者名義)は、シェイクスピアのテキストに新たな視点を持ち込み、観客に新しい感覚を体験させようとしています。

シェイクスピアとロック:根源的な人間性へのアプローチ



篁エリは、「シェイクスピアの作品には愛、裏切り、死、そして性といった根源的なテーマが描かれています。これらはロック音楽とも共鳴します」と語ります。『夏の夜の夢』は、妖精が住む幻想的な森を舞台とし、恋人たちが惚れ薬によって引き起こされる錯綜した出来事に翻弄されます。しかし、この取り組みは単なる喜劇ではありません。篁エリは現代の問題、特に女性の社会的抑圧についても触れ、作品を通してその深層を探ります。

公演の詳細:ユニークな体験を提供



公演は吉祥寺曼荼羅という特別な空間で行われます。ライブハウスならではの迫力ある生演奏と共に、シェイクスピア劇を鑑賞できるこの機会は稀有です。チケット料金は3,500円(税込)で、当日はワンドリンクオーダー制もあります。チケット購入はカンフェティを通じて可能です。また、開演の30分前には会場が開場されますので、事前に到着し、雰囲気を楽しむことをお勧めします。

演劇ユニットキングスメンの沿革と志



演劇ユニットキングスメンは、これまで数多くの公演を通じてシェイクスピア作品を現代に生かしてきました。特徴的なのは、障がいを持つ俳優の起用や、初期近代英語を使った演出など、多様性を重んじた試みです。今回の『あの夏の夜の夢』では、ロックバンドとのコラボレーションにより、シェイクスピアの古典に新たな命が吹き込まれます。この公演は、古典の枠に留まることなく、新しい表現方法を加えることで、観客に感動と思考を促すことを目的としています。

ライブ演奏とシェイクスピア劇という、異なるジャンルが交わるこの新たな試みを、是非体験してください。知的な刺激と感動に満ちた時間が待っています。演劇が持つ力とロックの激しさが融合した、特別な二夜をお見逃しなく!


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