導入
今年、デビュー20周年を迎えた丘みどりさんが、BS日テレの「歌謡プレミアム」に出演します。彼女がこの特別な番組でどのように名曲をカバーし、歌と演技を融合させた“歌芝居”を披露するのか、注目です。今回は、山口百恵の「秋桜」や松坂慶子の「愛の水中花」といった昭和の名曲を通じて彼女の音楽的旅路を紐解いていきましょう。
デビュー20周年の心境
丘さんは、20周年を迎えたことに驚きと感慨を抱いています。「20年歌っていたんだなっていう驚きがあるし、長かったような短かったような不思議な感覚がありますね」と語る彼女。その忙しい日々の中で、大切にしているのは、健康維持だそうです。特に喉のケアには妥協せず、先輩からのアドバイスを元に多くのケアグッズを用意しているとのこと。
座長公演の取組み
3月には新歌舞伎座で初の座長公演も果たしました。この公演で彼女は、関西弁を操る少し口の悪いかぐや姫役を演じました。初めは座長の重責にプレッシャーを感じていたものの、楽しむ仲間たちと共演することで、心から演技を楽しむことができたという喜びを表現しました。「千秋楽では胸が熱くなって号泣しました」と、彼女にも特別な想いがあったようです。
歌いながら演じる三か条
丘みどりさんには「歌いながら演じる三か条」があります。一つ目は、「景色が見えるように作りあげる」というもの。これは、自分が描いた景色で観客がそのイメージを共有できるように心掛けているという意味です。二つ目、三つ目にも歌に対する深い思いが込められており、毎日の練習を通じて彼女自身の表現力を磨いています。
母の夢を託して
丘みどりが歌手を志した背景には、彼女の母親の影響があります。「母は歌手になりたかったけれど、反対に夢を諦めた。」その思いを継いで歌を続けている丘さんは、母との約束があったからこそ、ここまでやってこられたと語ります。母への想いを込めて歌う「秋桜」は、彼女の特別な意味を持つ一曲です。
最後に
20周年を記念して、丘さんはこれからも多彩な表現活動を続けていくことでしょう。「歌いながら演じる」そのスタンスがどう進化していくのか、見逃せません。5月5日(月)の放送を楽しみにしましょう!