70周年を迎えるウィーン少年合唱団、魅力あふれる日本ツアーの全貌

ウィーン少年合唱団日本公演 2025年に向けて

日本での登場から70年の節目を迎えるウィーン少年合唱団が、2025年に特別なツアーを開催します。古くから愛され続けるこの合唱団は、525年以上にわたってその魅力を発信しており、世界中の人々から「天使の歌声」と称されています。ユネスコの無形文化遺産にも登録されたこの合唱団が日本との深い関係を築いてきたことは、多くのファンにとって特別な意味を持つでしょう。

ツアーの見どころ

今春には松戸公演を皮切りに全国各地でその歌声が響き渡ります。2025年の公演は4つの大きなポイントに焦点を当てています。

1. 来日70周年！

オーストリアからの初来日は1955年。そこから続く日本との絆は、3世代にわたり築かれてきました。70年間、特別な存在として、多くの人々から愛されてきたウィーン少年合唱団。その歴史を振り返るとともに、これからも続く新たな出会いに期待が高まります。

2. シュトラウス2世生誕200周年

今年は、特に重要な意味を持つ年でもあります。ウィーン少年合唱団のレパートリーの中心を成す作曲家、ヨハン・シュトラウス2世の誕生から200年が経ちました。この機会に“シュトラウス・フォー・エバー”と題した特別プログラムで、彼の代表作をたっぷりと楽しめます。

3. 大阪・関西万博への出演

2025年の大阪・関西万博では、5月23日にEXPOナショナルデーホールで特別コンサートを行う予定です。モーツァルトが用いたヴァイオリンでの演奏など、特別な体験ができる場となるでしょう。

4. 参加型のプログラム

昨年好評を博した“住友生命ウェルビーイングタイム”も引き続き実施されます。カペルマイスターの指導のもと、発声練習やリラックスの方法を教わる機会が提供され、参加者同士のふれあいの場ともなります。

バラエティに富んだ公演プログラム

全国20公演以上にわたって行われるコンサートでは、2つのプログラム【A】【B】を用意しています。Aプログラムでは、「ぼくたちの地球そして未来へ」と題し、母なる地球をテーマにした作品や、世代を超えて愛される歌を演奏します。Bプログラムは「生誕200年記念シュトラウス・フォー・エバー！」というタイトルの下、シュトラウスの名曲を取り揃えています。

プログラムの具体例

- Aプログラム例:

- シュトラウス2世: 美しく青きドナウ
- 久石譲: 映画「千と千尋の神隠し」よりあの夏へ
- 中山晋平: ゴンドラの唄

- Bプログラム例:

- シュトラウス2世: 皇帝円舞曲
- ジーツィンスキー: ウィーンわが夢の街
- 中村八大: 上を向いて歩こう

特別メンバーの登場

特に注目されるのは、初来日となるカペルマイスター、マヌエル・フーバー氏の指揮です。彼のもと、モーツァルト組の25名が日本での舞台に立ちます。期待が高まる中、メンバーリストは随時公開されていきます。

この特別な節目に、ぜひウィーン少年合唱団の“天使の歌声”を体感してください。70年の歴史を背負った彼らのパフォーマンスが、あなたに新たな感動をもたらすことでしょう。